経営 X 人事

 5つの各人事制度については今後のコラムで一つひとつを取り上げてまいりますが、簡単に紹介します。

1. ミーティング力の強化

・コーチング研修およびシャドーコーチング
上司が1on1ミーティングのクオリティを高めるためのコーチング研修を実施。また、互いにスキルを高めるための有志による特訓の場を設置。

・1on1チェック
上司が実施する1on1ミーティングのクオリティを部下が点数化して評価するアセスメント。

・フォロアーシップ研修
社員一人一人が主体的に業務に取り組むための研修。上司は部下にフォロアーシップを発揮させるために、部下はフォロアーとしてフォロアーシップを発揮するためのポイントを学ぶ。

2. ビジョンとバリューによる方向付け

・ビジョンを明確にするための4つのバリュー
仕事を振り返り、課題を解決するための行動指針として社員が発揮すべき4つのバリューを定める。
「課題解決」
「爆速」
「フォーカス」
「ワイルド」

3. 評価制度によるフィードバック

・バリューを360度で評価
バリューの発揮度合いを自分・上司・同僚・部下が多面評価し、その結果をスコアとコメントでフィードバックする

4. 育成方針を話し合う場とそのためのツール

・人財開発会議
一人の社員に対して、直属の上長とその関係者が中期的育成方針を話し合うミーティング。

・人財開発カルテ
社員一人一人が自身の「強み」「課題」「理想像」「理想像に向けた経験のデザイン」を記入するツール。

5.戦略的なジョブローテーション

・ジョブチェン
ヤフーの中で新たな経験にチャレンジしたい場合に、その希望を申告できる自己申告型の異動制度。

・3年任期
3年に1度は違う仕事を経験する機会を提供。

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2002年地元の仙台にて菓子製造小売業を起業し、2005年ヤフー株式会社に入社と同時に28歳にして初の上京。
ヤフーオークション、ヤフーショッピングの企画・営業を経験後、2012年より組織開発・人財開発に携わる。
 


ヤフー「爆速人財育成」の秘密

2012年4月に新体制に移行し、「爆速」をキーワードにスピード経営を進めるヤフー。企業提携や新サービスの展開など、その事業はダイナミックに拡大成長する。その爆速経営の基盤の一つとして、人材マネジメントも変革してきた。本連載は、ヤフーの人材マネジメントの根幹である「1on1ミーティング」を軸に、育成の秘密を明らかにする。

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