宇宙に憧れ、多くの作品に感動してきた
誰もが当たり前に宇宙に行ける世の中を創りたい
A.宇宙関連の事業を始めたのは、何か特定の小説の影響を受けて、といった理由ではありません。しかし、宇宙には子供の頃から興味があったので、宇宙に関連したものはジャンルを問わずたくさん吸収てきました。
例えば、アニメの『王立宇宙軍 オネアミスの翼』(1987年、日本)や、映画『ガガーリン 世界を変えた108分』(2014年、露)、『ライト・スタッフ』(83年、米)など。これらは、宇宙に挑んだパイオニアたちの感動の物語です。
また、映画『遠い空の向こうに(October Sky)』(99年、米)や、小説『夏のロケット』(川端裕人)、マンガ『なつのロケット』(あさりよしとお)は宇宙に憧れる少年たちが、自作のロケットを打ち上げる胸躍る物語です。
『アポロ13』(95年、米)やドキュメンタリードラマ『From the Earth to the Moon/人類、月に立つ』(98年、米)は、アポロ計画のなかで実際に起きた出来事、想定外のトラブル、それに立ち向かう宇宙飛行士たちの姿を描いたドキュメンタリーです。
私は、子供の頃に『宇宙戦艦ヤマト』(74年~)や『機動戦士ガンダム』(79年~)などのアニメを観て育ちました。そして自分が大人になる頃には、誰でも当たり前に宇宙に行くことができる世の中になっているだろうと思っていました。
ところがそうなっていない。なので、自分自身の手で宇宙事業を育てているのです。