「ありがとう」を言い続けると、
また「ありがとう」と言いたくなる現象が降ってくる

 実は、「神様」は、「喜ばれると嬉しい」というエネルギーだけの存在です。
 ゆえに宇宙では、「その人がいつも言っている言葉」が「その人の好きな言葉だろう」と思って、「もっとたくさん言わせて、喜ばせてあげたい」という法則が働いています


 仮に「つらい、苦しい、悲しい、つまらない、嫌だ、嫌いだ、疲れた」と、「不平不満、愚痴、泣き言、悪口、文句」や、怨み言葉、憎しみ言葉、呪い言葉ばかりをいつも口に出して言っていたとします。すると「神様」は、

「この人は、『つらい』とか『苦しい』という言葉が好きみたいだ」

と考えて、

「その言葉がそんなに好きなのなら、その言葉を言いたくなるような現象を用意してあげよう」

という働きかけをはじめるらしいのです。その人に嫌がらせをしているわけではありません。

「神様」に「感情」はありませんから、ただ、「日常的にいつも口に出している言葉を、たくさん言わせてあげよう」と思うだけです。

「○○○○になりたい」とか「○○○○がほしい」というように、「なりたい状態」や「手に入らない状態」を言い続けていると、来年もまた「○○○○になりたい、○○○○がほしいと言い続ける状態」を起こし続けてくれるらしいのです。

「神様」は「その人が発した言葉」に反応して、「その言葉を、また言いたくなる現象」を起こします。
言ったことが叶うのではなく、「言った言葉をまた言いたくなるように神様がセットするらしい」というのが、私が掌握した「宇宙の法則」です

「神様」は、「その人が好きな言葉を」を認識し、「その人がまた言いたくなる」ように働きかけているだけです。

 であるならば、「嬉しい、楽しい、幸せ、愛している、大好き、ありがとう、ついてる」といった「喜びの言葉」(私はこれらの言葉を、七福神ならぬ「祝福神(しゅくふくじん)」と名付けています)を口にしたほうが「得」です。

「ありがとう」を年間1万回言ったとします。すると、「この人は、『ありがとう』を言うことが好きみたいだ」と思った「神様」が、「ありがとう」と言いたくなる現象を「来年も1万個降らせてくれる」らしい。

「神様」は、宇宙法則の番人です。どんなときも「こうすると、こうなる」「こうしないと、こうならない」という「宇宙の法則」にのっとった働きかけをしています。

 人に罰を与えたり、祟(たた)ったりすることはなく、「感情」も持たず、あくまでも「法則」に従って、「否定的な言葉を言う人には否定的な現象を、肯定的な言葉を言う人には肯定的な現象を降らせている」のです。

 このことがわかっていると、「神様を使いこなす」ことができます。「使いこなす」という言い方は「神様」に失礼な言い方かもしれません。
 ですが、ひれ伏したり、信仰したり、信奉したりしなくても、たくさんの「ありがとう」を口にするだけで、「神様の力」を自由に味方につけることができそうです