口臭って、気になりますよね。人のこともそうですが、数値で測れないだけに、自分は大丈夫かな?と気になるときがありませんか。
講演のお仕事で各都道府県をまわる際、懇親会にも参加させていただくことがあります。その時間は、皆様のお話を聞かせていただくことが多く、相談に乗ることもありますが、その土地ならではの食習慣や風土を教えていただいたりと、学びの多い時間です。
「僕が小さい頃は、『ごはんがおいしいと思えないのは働きが足りないからだ』と怒られたんだよ」というような会話ひとつとっても、特別なものをシェアしていただいているように感じます。
そんなふうに楽しみにしている懇親会でしたが、先日、50代後半から70歳くらいまでという年齢層の集まりに日を開けずしていき、「食べているものによってこんなにもニオイが違うんだ」と愕然とする体験をしました。
ひとつのグループは、農業をしている人が身近にいる、または自宅で自家用の野菜だけは作っているという方が多く、「とにかく野菜はあるから」と副菜の欠けることがほとんどないという食生活を送っている方ばかり。そのせいか、ニオイが一切気になりません。かたや、もう一方は飲みの席が多い(家を含むとほぼ毎日)という方たちのグループでニオイはというと……前者と比べて愕然とするほどの違いがあったのです。
口臭の原因には様々なものがありますが、今回は40代、50代によくみられるケースとその対策を考えていきたいと思います。