そんな頭の中の状態を、私たちココロの専門家は「考え方のゆがみ」と表現します。

 考え方のゆがみには、次のようなものがあります。

1 オール・オア・ナッシングでしか考えられない
例:「売上げが上がらないから、このプロジェクトはすべてダメ」

2 ものごとの悪い面しか見ない
例:「前回、失敗したのだから、次もきっとうまくいかない」

3 結論を急ぐ
例:「これ以上、迷惑はかけられないから会社を辞めるしかない」

4 「私は~すべき」と考えすぎる
例:「この仕事は、体がどんなになっても自分一人でやり遂げるべきだ」

5 極端な決めつけ
例:「自分には仕事など成し遂げる能力がない」

6 すべて自分の責任にしてしまう
例:「私がもう少し頑張っていれば、部下を辞めさせずに済んだのに」

ストレスへの免疫力を高める
3つの“護心術”

 ストレスをため込んでしまうと、頭も体も凝り固まって、自分の世界に閉じこもりがちになります。自分一人で思い悩んだり、人とコミュニケーションをとらなくなったりするのです。

 そんなとき、あることを心がけると、ストレスがたまるのに歯止めをかけることができますし、ストレスをやわらげる効果も期待できます。

 次回は、私が日ごろ相談者に対してアドバイスしている“護心術”を紹介します。どなたにでもできるものですから、「集中力が持続しない」「ココロも体も疲れ気味」という人は実践してみてください。