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誰よりも働いているのに、疲れた顔ひとつ見せない経営者がいる。彼らはなぜ、ワーカホリックのように働き続けられるのか。仕事を苦行ととらえず、人生を楽しく生きる秘訣とは?※本稿は、作家の永松茂久『心が軽くなるヒント』(PHP研究所)の一部を抜粋・編集したものです。
本気で取り組む前に
「苦手」と決めつけない
いまでこそ、こんな偉そうなことを書いてはいますが、私にも苦手なものはたくさんあります。そして自分で苦手認定をすると、チャレンジするのがおっくうになってしまう性格です。
その中でも顕著だったのがインターネット。「自分はアナログだから、ネットは使いこなせない」そう思い込んでいました。
しかし、ネット会社を経営しているある先輩に言われたひと言で、本当に苦手なのかどうかわからなくなりました。それが次の言葉です。
「君は『俺はネットが苦手だ!』と負け誇っているけど、本気で取り組んだことはあるの?その上で苦手だって言っているの?」
先輩は続けました。
「君は何が一番ほしいって言ってた?」
「自由です」
「だよね。俺も人生の幸せは『自由の獲得』だと思ってる」
「苦手なことに向き合わず、すべてを人任せって、やる前から逃げてるよね。それだと誰かに頼りっぱなしの人生になるよね。いつその人がいなくなるかビクビクしなきゃいけなくなるよね。それって君が一番ほしいって言ってた『自由』からかけ離れていくんじゃないのか?」
この言葉は、私の人生においても大きな転機となったひと言でした。
たしかに、やる前から苦手というのはおかしい。そう思ってチャレンジしてみると、意外にもスムーズに使いこなせたのです。







