
川西由美子
最終回
働く人の多くは“休む”ことの大切さを忘れています。従業員を大切に思うなら、1人が休んでも大丈夫な組織にしなくてはなりません。ゆとりはムダではなく、いい仕事をするために必要なものなのです。

第11回
今回は、ある企業のカウンセリングの事例を紹介します。入社2ヶ月でパニック障害を発症した新入社員H君のケース。その原因は、人を育てる余裕のない職場環境にありました。

第10回
せっかく社内カウンセリングルームがあっても、あまり利用されていないのが日本の現状。それに対し、利用率を伸ばしているのが、インターネットを利用した「ウェブ・カウンセリング」です。

第9回
「部下が調子を崩したのは、自分のOJTや指示のしかたが悪いせいだ」と思い込んで、部下のトラブルを隠そうとする上司が少なくありません。それはとても怖いことです。

第8回
企業側の意識改革も必要ですが、まずは「ストレスから自分の身を守る」意識を持ってください。今回は簡単に実践できる、“ストレス護心術”を紹介します。

第7回
今回は、「うつ」になりやすい人のパターンと、ストレスを抱える人が陥る思考パターンを紹介します。新入社員や優秀な人ほど「うつ」になりやすい傾向があるようです。

第6回
精神的に不安定であればココロに、胃が弱ければ胃痛という風に、ストレス反応は行動、身体、精神のうち、最も弱っている部分に出ます。ですから「気のもちようだ」などという言葉で片づけてはいけません。

第5回
若手社員の離職率の高さは、会社にとって大きなロスです。企業側は彼らのココロのトラブルを、いかに「予防」するか考えなくてはなりません。

第4回
2000年8月、厚生労働省から労働者に対して、ココロの健康対策を立てるよう会社側に求める指針が出されました。その時示されたのが「4つのケア」です。

第3回
1992年、労働安全衛生法の改正が行われました。働く人のココロのケアに国が本腰を入れ始めた理由は、日本の経済情勢の変化にありました。

第2回
本来、会社は従業員の健康に配慮する義務があります。そのために、まずは従業員のみなさんに健康管理の意識を高めてもらうことが先決なのです。

第1回
経営者のみなさんは、経営に関する数字は見ても、どの従業員がどんな病気で休んでいるか知りません。社員のココロをきちんとケアしなければ、会社は伸びません。
