日本選手の話が出たところで、プロ野球の異能選手にも触れておきたい。勝負に関係なく、どんなプレー見せてくれるかが楽しみな選手が何人かいるのだ。

 まずあげたいのが福岡ソフトバンクのショート・今宮健太。プロ野球の一軍クラスの守備は誰もが一流だが、今宮はそれを超えて異能といってもいいだろう。171センチ、73キロと小柄だが、俊敏で守備範囲が広く肩も強い。加えてどんなボールにも食らいつくファイトがある。だから、信じられないようはスーパープレーをよく見せてくれる。その昔、阪神の吉田義男をその軽快で華麗な守備から「今牛若丸」と呼んだが、現在の今牛若丸の称号を今宮に与えてもいいのではないか。それほど今宮の守備は一見の価値がある。

 外野手にも名手は多いが、守備範囲の広さからスーパーキャッチの期待ができるのが千葉ロッテの岡田幸文と阪神の大和。これに異常なほどの肩の強さを見せるオリックスの糸井嘉男を加えた3人が異能選手といっていいのではないだろうか。

 ここに異能としてあげた選手はあくまで筆者の評価にすぎない。自分の目で見てすごいと思える選手を発見することで、スポーツ観戦はさらに楽しくなるはずである。