なぜ、「生まれたその日から」が大事なのか?
私たち夫婦が提唱する育児の基本原則は、
「脳と身体の発達には、一定の順序と規則があるから、それに従って育てよう」
ということです。
その点から考えれば、「生まれたその日からの人間づくり」が、ねらいです。
幼児教育は、「3歳からでは遅すぎる」などといわれています。
事実、3歳からはじめると、その後の知能の発達に大きな立ち遅れがめだちます。
3歳からの教育をうまく行なうには、それ以前の育て方が影響するのです。
いいかえれば、「オギャー」と声を出して、この世に生を受けた赤ちゃんが、2本足で歩きだすまでの8ヵ月から1年3ヵ月ぐらいまでは、赤ちゃんのその後の人生を決定的に決める大切な時期なのです。
こうお話しすると、
「歩くこともできない赤ちゃんに、どんな教育をすればいいのかしら」
と疑問をもたれる方も多いはずです。
「話しかけてもわからないし、赤ちゃんのほうは、泣くばかりで、たいしてコミュニケーションもできない」と思われるでしょうが、じつはそんなことは、けっしてないのです。
赤ちゃんの脳は、生まれたその日から約1年のあいだに、毎日毎日、猛烈ないきおいで発達をつづけているのです。
ただし、教育をつづければ、です。
赤ちゃんの育児は、生まれた日からはじまり、一日も休んではいけないので
す。