前述の「LiBz CAREER」(リブ)は“女性が活躍する社会を創る”と謳っている通り、まさに「202030」の方針につながるサービスだ。同様に「ビズリーチ・ウーマン」(ビズリーチ)など、キャリア志向の高い女性と、彼女らを活用したい企業とをマッチングするサイトが存在感を増している。

 一方で、女性の生き方が多様化する中、100人女性がいれば100通りのスタイルがあるといっても過言ではないくらい、女性の働き方も様々だ。前出のいわゆる「バリキャリ女性」とは対照的に、ワークライフ・バランスを大事にしつつ、ゆるやかなキャリア形成を目指す「ゆるキャリ女性」は少なくない。

 そんな女性たちの支持を集めるのは、女性特化型転職サイトの草分け的存在とも言える「女の転職@type」(キャリアデザインセンター)だ。大手~ベンチャーまで女性を積極採用する求人情報を多数掲載している。「正社員として成長したい女性のための転職サイト」とあるが、契約社員やパートなどの求人情報も多い。

 年収、勤務地などの基本条件による検索はもちろん、「相性検索」機能では「外出する仕事の割合が多いほうがよい」「安定的な報酬がよい」などの志向に基いて、自分がその職場環境に向いているかをチェックできる。結婚・出産などのライフステージに応じて働き方を変えたい女性に配慮したきめ細かいサイト設計は、求人のミスマッチを減らす効果もあると言えよう。

 女性の転職サービスといえば、「とらばーゆ」(リクルート)も依然として求人を多く行っている。こちらは「職種」欄の1番上がオフィスワーク(事務・経理)とあるように、一般職の求人がメインだ。

 このように、現在女性の転職サービスには、それぞれのキャリア志向やワークライフバランスに合わせて、多様な選択肢が増えている。

LINEでアルバイトを見つける時代
大学生層の取り込みも視野に

 このような、多様な求人サービスは、アルバイトのような雇用形態にも発展している。次に雇用形態をアルバイトに絞ると、たとえば今年2月にLINEアプリ上でサービスがスタートした「LINEバイト」(AUBE)がある。バイト求人情報メディア「an」(インテリジェンス)内の10万件を超える情報が掲載されている(2015年2月時点の情報)。