「確かに積極的にケアはしていないけれど、昔のように肉ばっかり…というような食べ方はしなくなったし、以前よりも魚を好んで食べる。むしろ今の方が良い食生活をしているくらいだから、食事で若返るなんてありえないじゃないか!」

 そう思われるかもしれません。

 でも、太りやすい体質、汗をかきやすい体質、なんていうのがあったとしても、若返りやすい体質というのはないわけです。見た目の若さは、“何か”をしないと手に入れられないものです。

 しかも、加齢と共に低下するのは見た目の若さだけではありません。基礎代謝もそうですよね。筋肉量が低下すれば基礎代謝は落ちますし、そうなれば脂肪は蓄積しやすく、いわゆる中年太りを招いてしまうわけです。注意したいのは、筋肉量が落ちるのは、エクササイズの有無に限らないということ。ストレスを感じたときに分泌されるホルモン、コルチゾールは筋肉を分解して糖に変えてしまう作用があるのです。

 定期的な筋トレや運動をすることでのメリットは、こうして加齢やストレスによって落ちてしまう筋肉量を維持しようと働きかけること、そして、その材料となる栄養の不足を回避しやすくなることです。

 今は体を動かす気にはなれない方の中で、普段の食生活においてタンパク質がメインのおかずを朝・昼・晩でそれぞれ1つずつカウントできていないのであれば、まずはそれをカウントできるようになりましょう。

 時間を巻き戻すことはできないけれど、これからの時間の流れをスローにさせることはできます。

妻からの「何食べたい?」に
「肉!」と答える人は要注意!

 さて、見た目が若い人の共通点のもうひとつは“好奇心旺盛であること”でした。男性は、女性と比べると「よく行く店」「よく食べる料理」など馴染のあるものを好むことが多く、新しい物に対して抵抗感を示すことがあります。

 給料日後の外食候補に「焼肉」「寿司」ばかりがローテーションのように逡巡し、「何食べたい?」と奥さんに聞かれたときにほとんどの確率で「肉!」と答える方は要注意です。タンパク質が摂れる食事、という点では良いのですが、野菜の彩りには欠けますよね。