本町にあるセントレジスホテル大阪。今年10月で開業5年を迎える

――外国人ゲストが増えたことでホテルでの対応にはどのような変化がありますか。

 たくさんショッピングされた方の荷物をお預かりするスペースを確保しなければならなかったり、バトラーサービスに以前より手間暇がかかったりしています。けれど、そうした対応を丁寧に行うことで、逆に顧客満足度調査(スターウッドが行うもの)の評価は上がっているんですね。「日本のセントレジスは素晴らしい」と世界のお客様にお褒めの言葉を頂いています。

――今後の課題やチャレンジしたいことは何ですか。

 今までは知名度向上がマーケティングの主軸でしたが、ようやく土台ができたので、ステップアップしたマーケティングをしていきます。観光をしたいお客様には上方芸能の紹介、歌舞伎にお連れするといった提案力を強化していきます。

 一方で地元のお客様には「大人のホテル」という面を訴求していきます。そもそもセントレジスは1904年にニューヨークで発祥し、創始者は社交界の名士で作家です。ホテル内には、本物志向の男性のお客様に格式と誇りを体感して頂ける仕掛けがたくさん散りばめられています。

 そこで今年から「魅せる男の愉しみシリーズ」と題し、洗練された大人の男性に向けたさまざまなプランやイベントを企画しています。例えば「ジェントルマンのアフタヌーンティー」は肉や魚の串焼きにステーキ、ミニバーガーなどしっかりしたメニューで夜9時までご注文可能です。紅茶だけでなくお酒も付いたお得なセットも選べます。おひとりでも、女性連れでも、楽しんで頂ける内容です。

 それからメインキッチンでシェフが教える料理教室や、シングルモルトについて講師からレクチャーを受けながら飲み比べる会も好評でした。今後もさまざまな企画を打っていきます。