拡散させるための面白アイデア

  そうだ。和田さんにリクエストしていただいたものを持ってきましたよ。

和田 あ? これこれ!(1ページ目の写真参照) めちゃくちゃ嬉しいです! 中央に三角の矢印が書いてあるだけのシンプルなクリアファイルなのだけど、画面の中央に合わせて写メを撮るとYou Tubeの再生ボタンに見えるという(笑)。

林  カメラ目線じゃないほうが、リアル感がでます。

和田 あははは、最高! これ、絶対に販売したほうがいいです。みんなネタに飢えているので、きっと売れますよ。

  イベントの会場なんかでは販売してたんですけど。こういうのは、絶対SNSにアップしてくれますからね。

和田 するする。私も今日アップします。どうやってこんな面白いことを思いつくのですか?

  これはね、取材で所沢にいったときに、たまたまこういう看板を見かけまして。試しに撮影してみたら再生ボタンぽく映ったので、クリアファイルを作ることを思いつきました。

『札束風呂』が日本のポップカルチャーとして<br />アメリカで紹介された理由

和田 う~ん、すごい。日々何千万人という人が動画をクリックしているはずなのに、林さんにかかればこうなってしまう。なんでも面白がる姿勢は、仕事をする上でも絶対に必要ですよね。

  ははは。

和田 だって、つまんないと思いながら仕事に向かうより無邪気に楽しんだ方が、アイデアも想起されやすいと思うのです。

  それはそうですね。