「報酬系」を働かせるには?
腹側被蓋野(A10神経核)と黒質(A8神経核)からの回路をまとめて、ごほうびをもらったときに働くので、「報酬系」ということがあります。
他人の赤ちゃんの笑顔を見て、「報酬系」を働かすには、学習しなければなりません。
シンポジウムでは、ニコニコ顔で行動することを習慣にすることを強調しました。誰かに会えば、必ず笑顔を見せ、愉快になる会話をする。それはすなわち「報酬系」を働かせることであると、言い換えてもいいのです。
子どもに遊びを指導するときには、数字を使って遊ぶことを強調しました。
「同じことを3回する」「5分間で運動場を一周する」など、数で考えることを会話の中に必ず入れるのです。
また、遊びの指導者を一人つくり、「遊びのリーダー」にします。
当日の講演会、シンポジウムとも、お母さんだけでなく、年配の方や男性の出席者も多かったのが驚きでした。
また、質問や意見を言ってくださる方も非常に多かったのが印象的です。
当日は台風が近づきつつあり、空は曇って、強い風が吹き、ときどき大雨になっていたにもかかわらず、沖縄の2大新聞の記者もこられていました。