9月4日(金)の発売前にもかからわず、予約が殺到している『絶対儲かる「値上げ」のしくみ、教えます』。本の内容の一部をどこよりも先駆けて公開。経営に携わる人ならだれもが無視できないテーマをわかりやすく解説した、「理論」よりも「実践」に重きをおく本書の特徴をご紹介します。
10月29日(木)、東京・目白で1日限りのセミナー開催決定!
【1】値上げが正しい企業努力です! <公開中>
【2】儲けたいなら、値下げはダメ <公開中>
【3】儲けたいなら、顧客を選ぼう <公開中>
【4】儲けたいなら、価値を見つけなきゃ <公開中>
【5】儲けたいなら、いますぐ現場を離れよう <公開中>
経営者の間違った思い込みを捨てましょう!
僖績経営理舎株式会社代表取締役
ヤマハ発動機株式会社を経て、外資系教育会社代理店に入社。約6万人のセールスパーソンの中で、トップクラスの実績を収める。「セールス・マネージャー世界大賞」を受賞後、日本経営教育研究所を設立し、経営コンサルタントとして独立。中小企業から大企業まで、業種や企業の規模を問わず幅広いコンサルティング活動を行っている。毎年の講演回数は100回以上。ビジネスの発想力やマーケティング力を開発・育成する「高収益トップ3%倶楽部」には、全国延べ4500社が参加。2万人の読者を抱えるメールマガジン『社長、「小さい会社」のままじゃダメなんです!』や、独自の視点で経営を綴るブログ『石原明の経営のヒント』も執筆中。 毎週金曜日に配信する人気Podcast番組『石原明の経営のヒント+(プラス)』は累計ダウンロード数2200万回を超えている。 著書に、『営業マンは断ることを覚えなさい』(三笠書房)、『「成功曲線」を描こう。』(大和書房)、『トップ3%の会社だけが知っている儲かるしくみ』(KADOKAWA)などがある。
「客単価アップ」「高くても売れる」「安売りするな」などの値上げをテーマにした本は数多くあります。ただ、知識として取り入れるにとどまり、実行に移している経営者はどのぐらいいるでしょうか?
本書の制作に2年の月日がかかった理由は、そこにあります。
実行してもらうには、どうすればいいのか? やはり、値上げして成功している事例が欠かせません。
私は、BtoB・BtoCの事業モデルに関係なく、これまで4500社を超える企業で、値上げのアドバイスをしてきました。なぜなら、値上げをすれば儲かるからです。
ただ、できない経営者が多いのは至極当たり前です。
理由の一つとして、「一円でも安く売ることが経営者の務め」という間違った美学を持っているからです。一円でも安く売って、会社が継続できないのであれば、それは間違いです。
もう一つは、「お客様が離れていってしまい、経営が行き詰まるのではないか」という不安があるからです。それも間違いです。お客様が相対的に減ることはありません。むしろ、売上と収益が向上します。
なぜ、値上げで成功している企業が生まれ続けているのか? そこには、難しくないしくみが存在します。おそらく読んでしまえば、誰でもできてしまうもの。良い商品・サービスを提供している企業なら、必ず結実します。粗悪品を高く売るのではありません。今売っている商品の価格を本来ある基準に戻すだけです。
4つのステップで儲かる体質に変える
そのしくみとは、どういうものでしょうか? これは、4つのステップから成ります。
まずは、値段をあげる。
これは何もせず、ただ値段を上げてください。それで十分です。
次に、客層を変える。
これも値段を上げれば、変わっていきます。安いから買っているお客様は、文字通り、安いから買っているのです。あなたの会社を長く支えてくれるお客様にはなりません。
そして、情報を加える。
自社で展開する商品・サービス、あなた自身が持っている「価値」に気づいていないことが多いのです。価値を見出して、情報として付加すれば、さらに値段は上げられます。
最後に、経営を回す。
値上げの最大の目的は、時間を作ることです。経営者が現場にいたままでは、会社は倒れてしまいます。未来を作るのは経営者の仕事。現場を離れて本来の仕事をすることで、経営のサイクルを伸ばしていくのです。
大枠が分かったところで、具体的な方法を知りたいことでしょう。値上げして成功している企業の事例が多いのが本書の特徴です。また、値上げのタイミング、顧客との交渉の仕方、集客方法、価値の伝え方などを紹介。自社の状況に照らし合わせると、理解が深まります。
本書を読んで実感していただきたいのは、なぜ、値上げが正しい企業努力であるかです。
儲けることは決して悪いことではありません。いいことです。あなたの商品・サービスを待っているお客様に、倒産して提供できなくなることのほうが悪いことです。もっと自信を持つべきです。
この本を読んで実行する企業が増えたら、デフレが終わると言っても過言ではありません。今が勝負の時。一人でも多く、この本を手にし、未来につながる会社づくりを進めていってください。