原作者と脚本・演出家の思いが
一体となった作品
以上の和田氏の思いに対して、原作者の岸見一郎氏と古賀史健氏は、以下のようなコメントを寄せています。
岸見氏 「『嫌われる勇気』の舞台化が決まった時、初めて和田憲明氏に会いました。もの静かに、しかし、考え抜かれた力強い言葉で語る和田氏の手にかかれば、観客と選りすぐりの俳優陣とが一体となって「いま、ここ」を生きる経験ができると確信しました。見終わった時、人生の見え方がきっと変わっているでしょう」
古賀氏 「『嫌われる勇気』の戯曲化が決定し、脚本・演出の和田憲明さんとお会いしたときの嬉しい驚きは、いまも忘れることができません。和田さんは我々原作者にさまざまな角度から疑問をぶつけ、原作のエッセンスを誰よりも深く理解しようとし、さらにはもう一歩先の、戯曲にしか成しえない洞察と表現に踏み込まれようと気迫をみなぎらせていました」
原作者と脚本・演出家の思いが一体となった『嫌われる勇気』の舞台化、公演開始を楽しみにお待ち下さい!