本を読んでスグに店長会議を開いた経営者も!

石原 本を発売されて、読者のリアクションはどうですか?

髙井 CARITYのフェイスブックにたくさんの方からメールをいただきました。例えば、焼鳥屋さんを5、6店舗展開している経営者の方からは、仕事を終えて本を読んだらいてもたってもいられなくなり、夜中に店長を招集して店長会議を開きました、という嬉しいコメントもいただいて。

石原 ダイレクトな反応ですね。

髙井 その方は、初心の頃の気持ちを再確認して、もっとしっかり経営していかなければいけないと思ったそうです。店長さん全員に本を渡して読んでもらい、今会議が終わったところです、と朝の4時半から5時頃にメールがきていました。まさにリアルタイムで感想をいただくこともありました。

石原 本を読んでくれた瞬間から、本当にいろいろなことを実行してくれる人たちがいます。そういうのって嬉しいですよね。しっかり書けば読者のみなさんに十分影響を与えることができると僕も実感しています。

髙井 私は1冊目ですし、やはり読者からの反応は気になりますので、メールや手紙をいただくのはとても嬉しいです。昔なら手紙を書くのが普通でしたが、今は本を読んでくださった方と、著者の私と、ネットで簡単につながれますから。

石原 良い悪いは別にして、今の時代はいつでもどこでもつながれてしまう。ビジネスでもWebを活用しないと成り立たないような感じになってきていますよね。

髙井 ビジネスモデル塾を通して感じていることなんですが、最近はやはりネット関係の事業をされている経営者が増えてきました。私はネット系ビジネスを展開している会社にリアルの商売の提案もしますし、地方へ行けばネットとは無縁の会社もまだまだありますので、ネット活用をおすすめしたりしています。そうすることでどんどん面白いビジネスができるんです。

石原 そういうことが分からない人も多いと思います。

 髙井さんの本は「儲けの仕組み」を分かりやすく伝えているのが魅力です。儲けのシステムをしっかり理解して、その通りに実行していけば成果が出ますよという本ですから、おそらく読者は1回読んで興奮して、2回目で冷静に考えるようになり、3回目で自分に置き換えて実行できるようになると思います。「儲けるなんて、簡単よ!」という言葉もインパクトがありますが、「儲けるためには、3回読みなさい!」と言えばさらに訴求性が高くなるのではないでしょうか。

 僕の本に関しては、髙井さんがひと言「え、読んでないなんて信じられないっ!」って言ってくれれば一気に売れますから、プッシュよろしくお願いします(笑)。

髙井 分かりました(笑)。
 

続く