「それくらい許してくれだお」とも思うが、一緒に暮らす妻にとっては大問題なのだろう。時には妻の趣味に付き合って、夫婦のコミュニケーションを取ることも大切になる。

 さらに、「理想の家庭像」も問題になる。以前、ダイヤモンドオンラインの別の連載の取材で、ある未婚女性はこう語ってくれた。

「専業主婦の家庭で育った男性は、家事を完璧にこなして欲しいなど、『理想の家庭像』のハードルが高いように感じています。私は結婚しても仕事を続けたいと思っているので、そういう男性が思い描いている家庭を築くことができないと思うんです。逆に、家事ができない母親に育てられた男性は、過剰に女性としての役割を求めてこないから、気が楽ですね。ただ、その場合は長男がいい。『母親が適当なぶん、自分がやらなきゃ』という意識が強かったためか、しっかりしている男性が多いからです。次男だと、母親に引きずられて家庭的ではなさすぎる男性が多そうなイメージがあります」(30代女性)

亭主関白でもなく「カレシ夫」でもない
バランス感覚が重要

 この過去記事では、“亭主関白”の男性に批判が集中していた。前出の調査でも家事をしない夫の評判はすこぶる悪かったが、その他にも妻を過剰に束縛したり、「夫を敬え」と不遜な態度を取ったりする昭和堅気の亭主関白は、すでに時代遅れになっているようだ。

 一方で、いつまで経っても夫としての自覚がわかない「カレシ夫」も評判がよくない。夫としての自覚を持ちつつ、亭主関白にはならないバランス感覚が重要なのである。

 ここまで書いてきて、そもそも結婚自体が面倒臭いものなのではないかとも思えてきた。しかし、結婚はすばらしい。結婚には愛がある。「自分を犠牲にしてでも相手を幸せにしたい」と双方が思える無償の愛だ。愛は冷めることなく、ネット用語に対しても寛容だ。

 この記事を最後まで読んでくれた読者諸氏は、そう信じて止まないはずである。

 当連載についてご意見がある方は、筆者のTwitterアカウントにご連絡いただきたい。全てに返信できないとは思うが、必ず目を通したいと思う。