スポーツの試合結果でやけに目立つ
「パナソニック」の文字

 ところで最近の各競技の試合結果を見ていると、やけに目につくのが「パナソニック」だ。まず、J1チャンピオンシップ決勝に進出したガンバ大阪。前身は松下電器サッカー部で、1993年にJリーグがスタートしガンバ大阪というプロクラブになった後もユニフォームの胸には一貫して「パナソニック」のロゴがプリントされている。メインスポンサーを務めているわけで、パナソニックのクラブといっていいだろう。

 J1の年間王者に2回、天皇杯3回、リーグカップ2回など多くのタイトルを獲得している強豪。2012年にはJ2降格の屈辱も味わったが、1季でJ1に復帰し、2014年には昇格即国内3冠奪取という快挙を成し遂げている。2ステージ制になった今季はステージ優勝こそ逃したが年間勝点で3位になり、チャンピオンシップ決勝に駒を進めた。リーグカップ(ナビスコカップ)は決勝で鹿島に敗れたが、天皇杯準々決勝には勝ち残っており、タイトル獲得の可能性はある。広島と並び西日本を代表するビッグクラブといえるだろう。

 注目度が増しているラグビー・トップリーグでもパナソニック・ワイルドナイツが強さを見せつけている。トップリーグは16チームが参加。8チームずつAとB、ふたつのグループに分かれてリーグ戦を行っているが、グループAに入ったパナソニックは現在4戦全勝。5日にはNTTコミュニケーションズとの全勝対決が行われたが、35―28で勝利した。トップリーグを一昨年、昨年と連覇しており、今季も優勝候補の筆頭だ。ラグビーW杯で南アフリカを破る快挙を成し遂げた日本代表にも田中史朗、堀江翔太、山田章仁、ホラニ龍コリニアシ、稲垣啓太の5人を送り込んでいる。

 社会人アメリカンフットボールのXリーグではパナソニック・インパルスが西日本で行われるリーグ、ウエストディビジョンを5戦全勝で制し、3ディビジョンの上位が進出するセカンドステージ、ファイナルステージも勝ち抜いて、来週(14日)行われる社会人日本一決定戦ジャパンXボウルで富士通フロンティアーズと対戦する。

 バレーボールのV・プレミアリーグのレギュラーラウンド(リーグ戦)ではパナソニック・パンサーズが現在、豊田合成トレフェルサに次いで2位につけている。今後もリーグ戦、その上位チームによるファイナルステージと試合は3月まで続くが、パナソニックが優勝する可能性は十分ある。

 また、パナソニックは社会人野球でも強豪のひとつに数えられている。日本選手権優勝2度。今季は都市対抗では地区予選で敗れて出場できず、日本選手権も1回戦負けだったが、トップレベルの実力を維持している。