過失ゼロのもらい事故のその後
2015年末の第128講「ハーレーダビッドソンの客はなぜ乗らずに買うのか」に続き、先回の第129講「ハーレーでもらい事故。過失ゼロ被害者は結構大変!」も非常に多くのPVや「いいね!」を集めました。やはり、他人の不幸は蜜の味、でしょうか(笑)
ということでその続編をお届けします。今回は、私が入っていた保険会社M社との長く面倒な交渉ごとのお話です。
過失ゼロのもらい事故の後、加害者側の保険会社S社と直接交渉しなくてはならず、大いに面倒でした。過失ゼロの場合、M社が示談交渉の代行を行わない(行えない)からです。
イマイチだったS社の担当者を代えてもらい、ネットで必死に勉強し、なんとか1週間ほどで物損分の補償金額が確定し、即、ハーレーの新車(VRSCDの08年式)を発注しました。
ああこれでホントに一段落、あとは怪我を治すだけ、と思っていたら、なんとM社から弾が飛んできました。保険会社との戦いはまだ、終わっていませんでした。
契約更新で自分の保険会社M社コールセンターとの戦い勃発
ちょうど契約更新時期で、M社からバイク保険の継続依頼のDM(ダイレクトメール)が来ました。それを見ながらコールセンターに電話しました。
今度の新車にはABS(*1)が付くのでDMでの見積もり(2万70円)より安くなることを期待していました。
ABS装備での保険額を聞くと、電話口で何分か待たされたあと、
担当者「3万円です」
私「あれ? 1月23日のDMでは2万70円だよ?」
しばらく待たされて、
*1 Anti-lock Braking System。急制動時にタイヤがスリップしないためのシステム。