転職成功率は3回目以降で急落!
2回目まではセーフ!?

 さて、話を本題に戻します。転職回数が多いと不利だというのは、本当の話なのでしょうか。例えば、3年で3回転職をした人は大幅に条件を下方修正、ないしは転職自体を諦めるしかないのでしょうか。筆者には、転職経験が4回ある知人がいますが、

「次回は縁故とかでないと転職は無理でしょう。なので、転職はあきらめて、独立して会社を立ち上げることを考えています」

 と語ってくれました。

 日経キャリアの行った調査「年代別の転職回数と意識2015」によると、20代の約6割は「転職経験ゼロ」、約2割が「1回」とのこと。これが年齢を重ねると回数が増えて、40代では半数以上が3回以上の転職を経験しています。「35歳転職限界説」がよく唱えられますが、40代で転職回数の平均値が増えていることからも、この限界説は崩壊しつつあるのかもしれません。 

 

 では、企業の人事部は転職回数をどれくらい意識しているのでしょうか?リクナビNEXTの調査(「人事に直撃!転職回数が多いと不利ですか…?」)で、企業の人事部に聞いたところ、転職歴が気になるのは30代なら通常3回目、40代なら5回目が気になるとのこと。しかし、転職歴が2回以上ある応募者を採用したことのある企業が全体の80%以上を占め、「最高で何回くらいの転職歴がある人を採用された実績がありますか?」との質問に対しては「転職歴が3~5回目の人」と答えた人事が全体の65%以上とのことから、2回目までは大きなハンデにならないのかもしれません。

 ちなみにDODA転職支援サービスの調査によると、転職回数0回の成功率(本人が成功だと感じている)を100とした場合、転職回数1回は95.7とほとんど変わりませんが、2回になると46.6と半減。さらに3回では14.1、4回以上は4.5と急激に減少。このデータからは、転職回数が3回以上だと劇的に成功率が下がることがわかります。