「人は相手と最後に会った時のことをよく覚えている」という心理です。

 それゆえ、相手(ひとりであれ、グレープ全員であれ)と、「どのように最後の時間過ごすのか」を人一倍考え、力を注いでいるのです。

 皆さんは、「ある人」を思い浮かべる時、まず何を思い浮かべますか?

 きっと、今から最も近い過去の時間、つまり、最後に会った時の「その人」のことを思い出すのではないでしょうか。

 相手との「最後の時間」をどう過ごすのか。

 相手との「ラストエンディング」をどう締めくくるのか。

 人の記憶に残るのは、いい思い出だけであって、辛いことはいつの日か忘れていってしまうものです。ですから、小さなことでも気持ちのいいエンディングを心がけてみるといいのです。

「終わりよければすべてよし」

 万が一、最初につまずいてしまっても、あきらめないことです。「終わりさえうまくいけば何とかなる」と勇気をもって進んでいくことも、時には大切なのではないでしょうか。

 職場での「終わりの美学」。

 心に残っている出来事は、どんな終わり方をしていますか?

 きっと、微笑ましい景色や嬉しかった記憶とともに、相手とのラストミニッツ(最後の数分間)が思い出されることでしょう。

 来月3月は、お別れの季節。

 誰とのラストミニッツ(最後の数分間)を大切にしたいですか?
その人とどのように最後の時間を過ごしたいですか?

 そっと胸に手をあて思い描く時間をもちたいですね。