約3年の月日をかけて、伝説の名著3部作・計4冊2000ページ超がたった1冊に凝縮された『最強のコピーライティングバイブル』がついにリリース!
鉄板の法則を「骨」とし、国内成功100事例で肉づけした著者の横田伊佐男氏。売れるコピーのエッセンスを知る前に、なぜ売れないコピーになるのかを知ることが第一歩だ、という著者に、その理由を紹介してもらおう。
コピーは2つの要素
で成り立っている
コピーライティングに入る前にクリエイティブ(広告やセールスレター等)における2つのコピー要素を説明しておこう。
コピーには、以下の2要素がある。それぞれ役割も異なる。
●キャッチコピー:目を惹きつけることが役割
●ボディコピー:読ませて、すぐ行動させることが役割
また、この2要素が流れるように読まれ、購買行動を起こさせないとならない。はたして、そんな法則などあるのだろうか?
ダイレクトマーケッターには常識の法則がある。
本連載で取り扱ったソニー損保の事例をぜひ本書で確認してほしい。
キャッチコピーは、ほとんどの場合、上段の目のつくところに設置される。
文字は大きく、短い。その役割は、注意(Attention)させて、目を惹かせることに尽きる。
次にボディコピーは、文字が小さく分量が多い。
キャッチコピーを経て初めて読んでくれるが、重要なエリアだ、読み手に興味(Interest)、そして欲望(Desire)を喚起させ、行動(Action)へ誘う重要な役割を持っているからだ。