危ないのは若者だけじゃない
“不良中年”もリスクを認識すべき

 以上が私なりの解説だが、みなさんはどうお感じだろう?実はこのようなコラムを書こうと思ったきっかけは、冒頭で触れたバカッター問題が根底にある。

 個人が自由に表現を世の中に広めることができる時代になった結果、これまで想定していなかった行為をする人間が増えてきた。本人や仲間内では冗談のつもりなのだろうが、基本的には違法行為である。

 ただ、通常のバカッターと選挙では、根拠となる法律が異なる。一般人にはうとい世界のルールであるからこそ、あらかじめ「バカをやらないように」と注意を喚起しておきたいと思いこの記事を書いた。もちろん若者だけではない。私の周囲にもたくさんいる愛すべき不良中年に対してもである。

*本コラムでは、選挙の専門家である政治ジャーナリストの松井雅博さんからご指導をいただきました。ご多忙の中、ご協力いただき、また専門的なご意見を頂戴しありがとうございました。あらためてお礼申し上げます。

<監修者:松井雅博(政治ジャーナリスト)よりコメント>

「投票」とは有権者にとって極めて大切な行為ですから投票所では「お行儀よく」振る舞うようにしましょう。

 一方でネット選挙については,候補者でも運動員スタッフでもない一般人が実際に、SNSやメール、ブログなどのITツールを使った行為で公選法違反を問われることはほぼありません。ですので、普通にしていればまず問題ないでしょう(サイバー攻撃をしたり、執拗に候補者のブログやツイッターに罵詈雑言を残すといった非常識な行動をした場合は別)。ネット選挙に限らず、皆さんが自分の自由意思でやる行為については、常識的な範囲であれば、制限されるものではありません。

 現実の選挙の世界では、むしろ選挙関係のSNSへの投稿などはまだまだ活性化しておらず、候補者のブログもあまり読まれていないケースがほとんどです。むしろ恐れることなく、どんどんスマホやインターネットを活用して、自分の一票をどう使うか、考えてみてください。