この連載ではこれまで、「モノの形」に着目した演習を、いくつもやってきました。「第14講 特別講『ペンギン、カフェをつくる』のエンピツ問題」では鉛筆や色えんぴつの形のヒミツを探り、「第118講 ペットボトルの形には、深い秘密がある」「第119講 ペットボトルの形は、誰にとってのものなのか?」ではペットボトルの変形実験までやりました!

 色えんぴつが(だいたい)「円柱」であることには強い理由があり、炭酸ペットボトルは例外なく「円柱」でした。しかも底はペタロイド形状という特殊なもの!

 そう。私、円柱マニアなのです(笑)

 その原点となった問題が、下記のもの。さあ、準備はいいでしょうか。手元に紙と筆記用具はありますか。タイマーも必要です。

問題:円柱状のモノの名前を書け(制限時間1分)

〔三谷撮影〕

 いまから1分間で、いくつ「円柱状のモノ(人工物)」の名前が書き上げられるか、挑戦してください。