ボランティア登録完了後、全く音沙汰がないまま約3ヵ月が過ぎる。そろそろ開会式まで1ヵ月を切る頃、ボランティアに誘ってくれた友人からメールを受け取る。「マサエさん、通訳サービスから“招待状”が来ましたので、マサエさんのことを紹介しておきますね」。

 ボランティアは“招待状”を受け取った後、3回の面接を経て正式に決定する。しかし私の場合は通訳経験者ということもあってか、SNSチャットで何度かやりとりをしただけで、7月8日に正式オファーが来た。それまでの期間は約1週間、この時点で大会スタートまで既に1ヵ月を切っていた。

五輪ボランティアの仕事って?現地から全て伝えます!

担当競技場で行われる
競技のルールをすべて予習

 すべてのボランティアは正式オファーで定められた場所、チームで勤務する。

 今回私が働くことになるのは、デオドロ地区と呼ばれるエリアのホッケーセンター。チームリーダーはブラジル人のカミーヨだ。日本人通訳ボランティアがエリアに1人しかいないため、場合によっては他の競技場にヘルプで行くこともあるようだ。

 ということは、デオドロで開催されるすべての競技のルールを、簡単におさらいしておかねばならない。日本人選手が出場するのはホッケー、7人制ラグビー、近代五種、そして射撃だ。