99%の人間関係は『9code(ナインコード)』で解決できる!
経営コンサルタントである著者が、歴史上の偉人から有名タレント、経営者まで、世界最古の『易経』をベースに、運命学、帝王学などを交え、1万人のサンプリングを体系化。「水の一白」「大地の二黒」「雷の三碧」「風の四緑」「ガイアの五黄」「天の六白」「湖の七赤」「山の八白」「火の九紫」など、歴史上の偉人から有名人まで、人間は9タイプしかいない。「本当の自分」がわかり「人間関係」の悩みが解消するという『“強運を呼ぶ”9code(ナインコード)占い』が、発売たちまち重版出来と話題になっている。
『9code(ナインコード)』とは一体どんなものか? 2034年までの幸運バイオリズムが一目でわかるという著者にこっそり語ってもらった(文中敬称略)。

タモリ、ドラッカー、ホリエモン<br />……誰も教えてくれなかった<br />「水の一白」の驚くべき正体

柔軟な心で、
人に生きる勇気を与えよ

『9code(ナインコード)占い』では、人間を地球生命体の一部と考え、どんな人間も「生年月日」で次の9タイプに分けられます(『9code(ナインコード)』判定法は本書に収録)。

1.水の一白(いっぱく)
2.大地の二黒(じこく)
3.雷の三碧(さんぺき)
4.風の四緑(しろく)
5.ガイアの五黄(ごおう)
6.天の六白(ろっぱく)
7.湖の七赤(しちせき)
8.山の八白(はっぱく)
9.火の九紫(きゅうし)

 水は氷・水・水蒸気と自由自在に変化します。
 そのイメージから、「水の一白(いっぱく)」は、どこにでも流れていく柔軟な性質の人です。
 一白の「白」は、水のような透明感のある白で、柔軟で知的なイメージがあります。

 原典である『易経』には「坎為水(かんいすい)」とあり、試練を乗り越えていけばいくほど強くなり、やさしく柔軟性に富んだ人となります。

「坎(かん)」は、「陥る・悩む・険しい」の意味があります。
 このため、一白水性人には、たび重なる試練がいくつも人生で待ち構えています。その結果、柔和な心を持ち、水のようにいかなる環境やいかなる人々にも柔軟に適応し、苦境に鍛えぬかれた深い智慧とやさしい人柄によって、多くの人々に生きる勇気を与えることができれば、「水の一白」はその天命を果たしたことになります。

 あの「マネジメントの父」と呼ばれるP・F・ドラッカーも「水の一白」です。
 ドラッカーが若かりし頃、時代は第一次世界大戦中で、未曾有のインフレーションの最中でした。苦難の連続の幼少時代をすごしたといわれています。
 また、ハンブルク大学在住時は、昼間は仕事、夜は勉強という生活。ヒトラーの弾圧を避けるためにイギリス、さらにはアメリカへと移住していきました。

 このように、ドラッカーの人生もまた、波乱万丈。しかし、その過去があり、その過去から深い智慧を授かったからこそ、いま、世界中の人々の役に立つマネジメント論を展開できているのです。とても、「水の一白」らしいといえましょう。
 9タイプの中で「水の一白」が最も試練が多いのですが、その起伏を耐えてきたからこそ、精神面での強さが持てるようになるのです。