資産運用で「日本株を40%も持っていい」と考える逆説的な2つの理由Photo:Rafe Swan/gettyimages

おすすめの個人資産運用について
簡便法を図解する

「このように運用したらいい」と個人投資家に筆者が勧めている資産運用の簡便法の図をご紹介しよう。

(1)リスクを取ってもいいと思う金額を外国株式のインデックスファンド6割、国内株式のインデックスファンド4割に振り分けて投資し、(2)リスクを取りたくない金額については個人向け国債の変動金利型10年満期と普通預金で運用する。

 リスクをどれだけ取るかを決めることだけが重要な意思決定だが、「ひどく不運な場合に運用資産額の3分の1の損を被るけれども、同確率で4割くらいもうかることがあり、平均的には年率5%くらいの利回りを出す資産を幾ら持つか?」と自問して決定する。