Q.堀江さんが中心となり、講演会や交流会などを行う会員制のオンラインサロン『堀江貴文サロン』について質問です。会費が月額1万0800円とやや高額にもかかわらず、会員が600人も集まっていますが、参加者はいったい何に価値を見出しているとお考えですか。(東京都 30代・男性)

手続き簡単、遠隔地会員もOK
バーチャルサロンがホリエモンファンを鷲掴み!?

A.実際に運営してみて感じたのですが、オンラインのコミュニケーションサロンは、いわば“バーチャルな青年会議所”というのが一番近い印象です。

 これまで何か事業やムーブメントを作ろうとすると、例えば法人組織を作る必要が発生したり、また組織を作っても会員どうしが物理的に近い距離にいないと会って話ができないといった欠点がありました。

 しかし、今はフェイスブックを利用すれば、遠隔地にいてもスカイプで会議をするなど、スピード感を持って事業やムーブメントを起こすことが可能です。もちろん定期的にリアルイベントも開催しますが、毎日のように同じ場所にいる必要はありません。

 オンラインサロンに入会しているメンバーですが、老若男女、幅広い年齢層の会員がいらっしゃいますし、職業も会社経営者から公務員までさまざまです。

 みなさん、このオンラインサロンを私のバーチャルカンパニー、ご自身たちをその社員のような位置づけで考えている人が多いようです。むろん、積極的に活動している人だけではなく、傍観者のような方もいらっしゃいますが、傍観しているだけでも役に立つらしいです。