「スタバでダベる女子大生に対し畏敬の念を禁じ得ない」というブログ記事をご存じだろうか。「スタバ 女子」あたりで検索すると、上位に検索される大人気記事である。熊谷真士氏の破天荒な文体と鋭い洞察力。
その後も次々とスマッシュヒットを打ち出す、まるでジャンクフードのような中毒性あるブログは、20代から40代に至るまで幅広い層に熱い支持を受けている。新卒で大手商社に入社し、問題児として1年目を過ごした熊谷氏が、まっとうな社会人として覚醒したのは書籍『入社1年目の教科書』のおかげだった!? 真相はいかに…。（撮影／佐久間ナオヒト、まとめ／編集部）
20代で人気ブロガーになった2人。夢のブロガー対談で飛び出した、新卒で大手商社に入社した熊谷真士氏の、「入社1日目」のやらかしとは？
岩瀬大輔（以下、岩瀬） お目にかかるの、楽しみだったんですよ。偶然ブログを読んでまして…。
熊谷真士（以下、熊谷） あっ、ありがとうございます。…読んでしまいましたか…。
岩瀬 で、今はルームメイトの中国人の彼との同居は解消されたのですか？
（編集部注：3/13「2年近くルームシェアをしているが、そろそろ同居人に
告白しないといけない時期だな、と考えている」というブログを受けて）
熊谷 めちゃくちゃマイナー記事まで読んで頂き、有難う御座います…。詳しくは割愛しますが、あの記事以来、同居人とは緊張状態が続いております。
岩瀬 さすがに立場もあるので「いいね！」は押せませんでしたが（笑）。
熊谷 このような真面目なテイストの対談で、僕という人選はさすがに間違ってないか、ものすごく不安を感じております。
岩瀬 いやいや、とんでもないです。こちらこそ、ありがとうございます。今回、対談のお相手としては最年少だと思います。今はまだ20代？
熊谷 はい、27歳です。2011年に新卒で三井物産に入社しまして、4年ほど働いていました。
岩瀬 ちなみに、大学時代は何をされてたのですか？
熊谷 よくあるふざけたテニスサークルに所属していたんですが、当然テニスは年に数回しかせず、熱心にお酒を飲んでいました。よくいるアホな大学生です。普通に居酒屋でアルバイトして、お給料全部使って飲んで、の繰り返しです。永遠に続く不毛な活動です。
