第36回
8月から制度改定で負担増の直撃弾を受ける介護保険利用者とは?
浅川澄一
8月からの制度改定で直撃弾を受けるのは、年金収入が年280万円以上の要介護高齢者。介護保険の利用料が費用の1割から2割に倍増する。2000…
2015.8.5
2017年5月に「地域包括ケアシステムの強化のための介護保険法等の一部を改正する法」が成立し、18年4月からは介護保険と医療保険のサービス内容が改定された。少子高齢化が急速に進む中で、日本の社会保障はどう大きく変革するのか。なかなかその全貌が見えてこない、医療・介護大転換の内容を丁寧に解説していく。
第36回
浅川澄一
8月からの制度改定で直撃弾を受けるのは、年金収入が年280万円以上の要介護高齢者。介護保険の利用料が費用の1割から2割に倍増する。2000…
2015.8.5
第35回
浅川澄一
高齢者介護の最も大きな課題は認知症への対応。施設入所の理由として、第一番に上がるのは認知症のため家族との同居が難しくなったからだ。できるだ…
2015.7.22
第34回
浅川澄一
在宅医療・介護が欧州で最も充実しているオランダでは、10年以上前から様々な政策が繰り出されている。その一方で、民間の自主的な運動も盛んだが…
2015.7.8
第33回
浅川澄一
「東京圏の高齢者は地方に移住を」と提言して物議を醸している日本創生会議の座長、増田寛也・元総務相が、「延命治療の議論を」と呼び掛けている。…
2015.6.24
第32回
浅川澄一
「日本創生会議」の分科会、「首都圏問題検討分科会」が6月4日、2025年までの医療・介護状況を発表し大きな話題を呼んでいる。報告書「首都圏…
2015.6.10
第31回
浅川澄一
国交省が地域包括ケアを踏まえて、住まいと介護サービスの組みあわせを考えた国のモデルプランを推進する一方で、厚労省は介護報酬を減算するという…
2015.5.27
第30回
浅川澄一
本来、自分で選択するはずの在宅サービスはケアマネジャー(介護支援専門員)の判断に委ねられている。ケアマネジャーが作るケアプランでサービス内…
2015.5.13
第29回
浅川澄一
有料老人ホームと言えば、入居する際に高額な一時金を支払わねばならない高齢者施設と見られがちだが、最近は一時金が不要なホームが増えてきた。そ…
2015.4.30
第28回
浅川澄一
自宅介護が難しくなった高齢者の行き場がなくなりつつある。介護保険の施設は少なく、需要を満たさない。とりわけ地価と人件費が高い首都圏ではその…
2015.4.15
第27回
浅川澄一
地方に住む親が一人になったり、あるいはボケが進んで認知症が出始まると、都会で暮らす子どもを頼って引っ越ししてくることが多い。子どもが親を呼…
2015.4.1
第26回
浅川澄一
東京都渋谷区が、同性カップルに結婚関係を認める「パートナーシップ証明書」を発行することになった。これまで難しかった賃貸住宅への入居や病院で…
2015.3.18
第25回
浅川澄一
自宅介護が難しくなった高齢者の行き場がなくなりつつある。介護保険の施設は少なく、需要を満たさない。とりわけ地価と人件費が高い首都圏ではその…
2015.3.4
第24回
浅川澄一
介護保険制度の4月からの報酬額が決まった。厚労省の諮問機関、社会保障審議会介護給付費分科会が2月6日に介護事業者に支払う2015年度から3…
2015.2.18
第23回
浅川澄一
認知症はその発症原因や根治薬が分からないため、不安感が増殖される一方だ。それは「認知症になったら大変」という言葉に集約される。関係者の努力…
2015.2.4
第22回
浅川澄一
来年度の予算編成の一環として介護報酬が改定された。対前期比2.27%マイナスに事業者団体は一斉に反発している。ほぼ同時期の1月7日には、厚…
2015.1.21
第21回
浅川澄一
厚労省が高齢者ケアにおける「住まい」の切り札として推奨してきたサービス付き高齢者住宅(サ高住)が制度変更に揺れている。訪問系介護サービスの…
2015.1.7
第20回
浅川澄一
厚労省の介護保険改訂審議が大詰めを迎えた。消費税の10%アップが見送られたこともあり、介護サービスの総報酬が9年ぶりに引き下げられる。急速…
2014.12.29
第19回
浅川澄一
厚労省が2005年に廃止を決めた介護療養病床を、存続させる提案が上がってきている。厚労省は長期的な施策として地域包括ケアによる「脱病院、在…
2014.12.10
第18回
浅川澄一
日欧の医療・介護分野で大きく異なる点の1つは、看護師の仕事内容である。看護師には「療養上の世話」と「診療の補助」の2つの業務があるが、日本…
2014.11.26
第17回
浅川澄一
高齢者ケアの最大の課題である認知症。日本だけでもその数は800万人近くに達する。しかし、対応は欧米から大きく水を開けられている。そんな日本…
2014.11.19