河内典子氏顔写真
河内典子
こうち・のりこ/高校生の息子と中学受験生の娘を持つ2人の母親。編集プロダクションでのライターを出発点に、インフォバーンやITメディアなど、IT・ビジネス・テクノロジーに特化したオンラインメディアで編集者として勤務。現在はヨガインストラクターとして都内でクラスを提供する、異色の理系ワーママ。

夫婦で共有するものは「共有アルバム」を活用

 中学受験は、親子で取り組む「チーム戦」のようなもの。ママだけがスクショを抱え込んでいると、「パパが日程を把握していない!」という新たなストレスが生まれます。

 ①で紹介したカレンダーの日程を家族で共有するのは基本中の基本。さらに、iPhoneの「共有アルバム」やGoogleフォトの「共有機能」を使い、先ほど作った「受験用」アルバムを夫婦で共有設定にしましょう。ママがスクショを放り込めばパパのスマホでも確認できるようになります。「言った・言わない」の夫婦喧嘩を防ぐためにスマホの基本機能をしっかりと活用していきましょう。

文字として残したいものは「画像から文字をコピー」(さらに便利な小技)

 例えば夫婦でLINEを利用している場合、スケジュールや持ち物リストのスクショをパパにLINEで送ると、その場では便利ですが、あとから必要な情報を探すときに、画像をもう一度開かなければなりません。

 最新のスマホ(iPhone/iOS 15、Android/Android 12以降)なら、スクショ内の文字を長押しして、共有したい部分のテキストをコピーし、テキストとして共有することもできます。たとえば説明会の日程なら、画像そのものを送るのではなく、「○月○日○時、○○中学校の説明会」と文字で送っておけば、あとからトーク内でも探しやすくなります。

 さらに、必要な予定は各自のカレンダーに登録しておけば、「あのスクショどこだっけ?」と探し直す必要もありません。

共有アルバムとカレンダーで
解決できるものとは

 夫婦間で情報を共有するために新たにアプリを増やして使いがちですが、そうなるとそのアプリを開く手間が増え、アクセスしづらくなるという落とし穴があります。今回紹介したのは、共有アルバム=家族で見るための置き場所、カレンダー=行動する情報の置き場所、という考え方です。新しいアプリを増やさなくても、普段使っている機能で十分に事足ります。

 大切なのは、どのアプリが優秀かではなく、「我が家では、この情報はここに置く」というルールが決まっていることです。

 まずは今日、スマホのアルバムを開いてみませんか。「説明会」「模試」など、気になる言葉をひとつ検索してみる。もしかすると、ずっと探していたあのスクショが、すぐそこに眠っているかもしれません。