ホンダの死闘 四輪赤字

強力な中央集権体制でグループの引き締めと競合との味方づくりを急ぐトヨタ自動車や、ゴーンショック以降“炎上中”の日産自動車に比べて、業界内での影が薄くなりつつあるホンダ。ついに、2018年度第4四半期決算では四輪事業が営業赤字に転落してしまった。危機感をあらわにした八郷隆弘社長は、リストラの大ナタを振るう。たが、ホンダに忍び寄る危機の本質は、ビジネスの非効率以上に根深いものだ。ホンダの存在意義を賭けた死闘が始まっている。ホンダ危機の正体について、全6回連載でまとめた。

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