柳 紀久夫

1956年、東京・神田に生まれる。元「週刊ダイヤモンド」編集委員。大学在学中に日本酒に開眼。以来、酒屋放浪では飽き足らず、日本酒を媒介にしたネットワーク作りや日本酒イベントの発起、取材に便乗しての全国地酒探訪に注力。週末はひたすら極上の日本酒を求めて各地の酒販店・酒蔵を巡る。
第25回
「ハイエンドな日本酒」か「贅沢な嗜好品」か古酒・熟成酒ワールドのとば口で学んだこと
柳 紀久夫
「古酒・熟成酒」は、いつか取り上げてみたいテーマの一つではあったが、知識は生半可なものでしかなく、価格面においても新酒と比較してハイブラウになってしまうことなどの理由から、意図的に避けてきたといえる。
「ハイエンドな日本酒」か「贅沢な嗜好品」か古酒・熟成酒ワールドのとば口で学んだこと
第24回
好きなだけ、気兼ねなく酒を利ける大阪発「有料試飲」システムを検証する
柳 紀久夫
試し飲みの量は口に含む程度(15ml前後)で構わない。しかし、より多くのラインナップの中から選びたい。あるいは、もう少し味わいたいという要請もあるだろう。そうしたニーズに応えたのが「有料試飲」ではないだろうか。
好きなだけ、気兼ねなく酒を利ける大阪発「有料試飲」システムを検証する
第23回
凡百の純米酒より入魂の普通酒をアル添酒をなめたら遺憾ぜよ!
柳 紀久夫
「アル添酒なめんなよ(笑)の会」というイベントに参加してきた。「純米酒こそが本物の日本酒である」と妄信している輩は少なくないし否定するつもりはない。だからといって、アル添酒自体を蔑むようなことはしたくない。
凡百の純米酒より入魂の普通酒をアル添酒をなめたら遺憾ぜよ!
第22回
関東ではほぼ無名の「山の壽」が新酒利き酒品評会・西日本の覇者に!
柳 紀久夫
新酒利き酒会、今回は西日本編。1500円(720ml)前後の純米吟醸酒でセレクトした7本。並み居る全国区ブランドを凌駕し高評価をつけたのは、関東では無名の九州のローカル酒だった。
関東ではほぼ無名の「山の壽」が新酒利き酒品評会・西日本の覇者に!
第21回
新酒利き酒会で東日本王者は仙禽(せんきん)に決定!
柳 紀久夫
今回は、新酒利き酒会・東日本編をお届けする。単価は1500円程度(720ml)に限定して価格差を極力抑え、酒の規格も純米吟醸クラスに統一し、とっておきの7本を競わせた。さてその結果は?
新酒利き酒会で東日本王者は仙禽(せんきん)に決定!
第20回
年の瀬から年明けにかけて愉しみたい“晴れの酒”考
柳 紀久夫
日本酒ファンがこの時期に考えることといえば、お世話になった方への贈答用に、さらにはまた1年間頑張った自分へのご褒美に、普段はなかなか飲めない“晴れの酒”として何を選ぼうか、ではあるまいか。
年の瀬から年明けにかけて愉しみたい“晴れの酒”考
第19回
「燗酒」は45度で真価を発揮!温度の違いで酒の旨さは激変する
柳 紀久夫
温度帯の違いで酒の味はどこまで変化するか。一つの酒をさまざまな温度で試すことによって、はたして味わいにどれだけ違いが出てくるものか。実験を行なった。
「燗酒」は45度で真価を発揮!温度の違いで酒の旨さは激変する
第18回
米国発の日本酒イベントで確信したSAKEのグローバリゼーション
柳 紀久夫
11月2日、国外では最大の日本酒イベントが日本に初上陸し、東京・五反田で開催された。SAKEを愛してやまない米国人によるNPO法人ジョイ・オブ・サケの設立10周年を記念しての企画である。
米国発の日本酒イベントで確信したSAKEのグローバリゼーション
第17回
“吟醸酒を燗で飲む”という様式美が健康志向のマインドをつかむか
柳 紀久夫
10月19日に開催された日本吟醸酒協会主催のイベント「平成22年秋の吟醸酒を味わう会」へ、かれこれ10年ぶりに足を運んだ。秋の会ということもあって「燗酒コーナー」が特設されていたのを発見。今回はここを重点的に攻めることにした。
“吟醸酒を燗で飲む”という様式美が健康志向のマインドをつかむか
第16回
三芳菊――日本酒の既成概念を解き放つ個性際立つ“芳醇無比”の香味酒
柳 紀久夫
一部の熱烈なマニアが絶賛する「三芳菊」。口に含めば、南国のフルーツを思わせるゴージャスな果実香と、グラマラスかつジューシーな甘みに「これが本当に日本酒なのか!」と思わずラベルを見直し、既成概念からあなたを解き放つに違いない。
三芳菊――日本酒の既成概念を解き放つ個性際立つ“芳醇無比”の香味酒
第15回
日本酒の日を迎えて愛でるひと夏寝かせた「ひやおろし」
柳 紀久夫
秋酒の代名詞ともいうべき「ひやおろし」。春先に搾った新酒を夏のあいだひんやりした酒蔵の中で熟成させて飲み頃を迎えた酒。“極上のひやおろし”を求めて、なにはさておきテイスティングである。
日本酒の日を迎えて愛でるひと夏寝かせた「ひやおろし」
第14回
いまやブランドとなった吟醸王国静岡県の底知れぬ高品質と実力
柳 紀久夫
毎年欠かさず参加している「静岡県地酒まつりIN TOKYO」。今年は9月5日に行なわれ、今回で13回目を迎えた日本酒ファン垂涎のイベントは、なにしろチケットがすぐに売り切れてしまうことで知られ、ファンは必死の思いで入手するのである。
いまやブランドとなった吟醸王国静岡県の底知れぬ高品質と実力
第13回
ここ数年とみに進境著しい“ふくしま美酒”を体験する
柳 紀久夫
8月27日「ふくしま美酒体験in SHIBUYA」が行なわれた。今回参加した最大の動機は、「平成21年酒造年度全国新酒鑑評会において、福島県が金賞受賞数(20蔵)日本一」になったことである。
ここ数年とみに進境著しい“ふくしま美酒”を体験する
第12回
グラスを変えるだけで日本酒の味は如実に変化する
柳 紀久夫
ワイングラスメーカーのリーデル社が大吟醸グラス10周年記念パーティを開催。グラスの開発プロセスにおいて不可欠な ワークショップ(テイスティング)を再現するという。吟醸酒好きの僕は、はやる気持ちを抑えながら会場に向かった。
グラスを変えるだけで日本酒の味は如実に変化する
第11回
日本酒の香りを決定付ける重要な役割を担う酵母の話
柳 紀久夫
日本酒は、麹菌と酵母という微生物の共同作業「発酵」によって造られる。吟醸酒から立ち上る、えもいわれぬフルーティな香りは酵母の働きによるものなのだ。
日本酒の香りを決定付ける重要な役割を担う酵母の話
第10回
「国内最強飲み放題」を謳う店でこだわりの日本酒を満喫する
柳 紀久夫
1回の飲み代をMAX5000円に抑えられないものか――そこで目をつけたのが、居酒屋の「飲み放題」システムだ。そうしたなか、“国内最強飲み放題”を飲食系ポータルサイトで堂々と謳っている店を発見。
「国内最強飲み放題」を謳う店でこだわりの日本酒を満喫する
第9回
公開きき酒会で探る日本酒の新たなトレンド
柳 紀久夫
「日本酒フェア2010」は全国規模では唯一の日本酒コンテストともいうべき「全国新酒鑑評会」で、入賞した酒をすべて利くことができるという、まさに夢のようなイベントなのである。
公開きき酒会で探る日本酒の新たなトレンド
第8回
羽根屋――この時期に飲まれてこそ!「夏酒」の本命を探し出す
柳 紀久夫
今回は「夏の酒」を題材に取り上げてみた。“夏限定”と銘打たれた商品あるいは今の時期に向けて蔵出ししてきた商品のなかから事前試飲を重ねて7本を厳選、それを勉強会のメンバーと利き分けた。
羽根屋――この時期に飲まれてこそ!「夏酒」の本命を探し出す
第7回
くどき上手――目利きの酒販店店長がぞっこん惚れ込む山形の美酒
柳 紀久夫
あなたにはなじみの酒販店がありますか? こと日本酒においては保管状態がよく、銘柄も充実し、できれば試飲もさせてくれる店をキープしておきたい。そこでまずは、近隣の“できる酒販店”を探し出すための糸口を伝授しよう。
くどき上手――目利きの酒販店店長がぞっこん惚れ込む山形の美酒
第6回
鳳凰美田(ほうおうびでん)――新世代栃木酒の牽引役は全国区の人気&実力銘柄
柳 紀久夫
先月21日に行われた「下野杜氏新酒発表2010」に参加して、“新世代栃木の酒”のポテンシャルの高さをまざまざと見せつけられた。なかでも、ひときわ賑わっていたのが、いまや全国区の人気と実力を誇る「鳳凰美田」だ。
鳳凰美田(ほうおうびでん)――新世代栃木酒の牽引役は全国区の人気&実力銘柄
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