
高橋克徳
第3回
不機嫌な職場で、「部下と関われない上司」が増えています。若手の中には、自分よりもその分野の知識があったり、「自分はできる」とアピールしたがる部下がいたり、逆に仕事は淡々とこなしているものの、どうも自分からは前に出ようとせず、引き籠もっているように見える部下がいたり……と様々です。しかし、人材を育てる意義を見失ったミドルや組織に、発展はあり得ません。では、どうしたらよいのか?今回は“人育て”の心得を徹底解説しましょう。

第2回
不機嫌な職場で元気を失ったミドルマネジャーたちが、蘇る方法はないのでしょうか? 今回は、ジェイフィールが行なうワークショップ(体験型の企業研修)の現場から、その“解”を導き出してみましょう。

第1回
コミュニケーションが断絶され、社員がお互いに協力し合うことができない「不機嫌な職場」が増えています。実は、現場で板ばさみになっているミドルマネジャー(中間管理職)の状況は、想像以上に深刻です。職場の活力が低下し、成果が上がらない状況を、まるで「マネジャー1人の責任」と言わんばかりに問い詰められる。さらに人材育成力が低下している責任も押し付けられ、挙句の果てに、「やる気や元気がない」とまで言われる――。実際にこうしたマネジャーが増えているにしても、それはマネジャー1人だけの問題なのでしょうか。

最終回
リーダーに求められる能力に、職場をまとめる「巻き込み力」があります。ただし、本当に必要とされるのは、どんな仕事でも柔軟に取り組む「巻き込まれ力」です。実は日本の職場には、これが決定的に足りません。

第11回
企業では、無意味なアピールばかりしたり、周囲から引きこもったりする新入社員が急増しています。その背景には、不機嫌な職場で発生しがちな「疎外感」があります。若手を孤立させない教育法を考えてみましょう。

第10回
仕事を頼まれても、言い訳ばかりして周囲に協力しない――。こんなフリーライダー(タダ乗り社員)への風当たりが、強まっています。恐いのは、自覚のないフリーライダーが職場をますます不機嫌にしてしまうことです。

第9回
企業の決算発表が本格化するなか、社員間に業績悪化によるリストラ不安が広まっています。こんな苦境だからこそ、中間管理職の求心力を向上させることが重要。今回は、現場の崩壊を防ぐ管理職の育て方を考えます。

第8回
「リーダーの不在」に悩む企業は、社員が管理職になる前に「人を教える」という行為を学ばせるべきです。今回は、独自の取り組みで“職場力”の向上を図る先進的な企業のケースを見ながら、考えてみましょう。

第7回
皆さんは、社員同士で「よい職場のイメージ」を共有することができますか? もしそれができないなら、足りないのは“つながり力”です。今回は、二連覇を達成したWBC日本代表の強さの秘密を分析してみましょう。

第6回
企業が重視すべきは、将棋の“歩”である一般社員の能力を認めて奮起させる「認知力」を持つことです。今回は、漢字さえろくに読めなかった店員を奮起させ、チェーンで一番の業績を挙げた居酒屋の話を紹介します。

第5回
「不機嫌な職場」で苦しまないためには、常日頃から職場の健康を自分たちで守ろうという意思が大切です。そこで今回は、職場の“感情”が一目でわかる「組織感情マップ」を用いて、対策を徹底解説しましょう。

第4回
成果主義が誤った運用をされた結果、変化を起こそうと挑戦して失敗した社員を皆で攻撃する「ニワトリを殺す職場」が蔓延しています。かつて本田宗一郎氏も警鐘を鳴らしたように、それは何の“成果”も生みません。

第3回
不機嫌な職場に悩む企業が多いなか、美容室チェーンのバグジーは、成果主義経営を180度転換して会社を蘇らせた代表的な成功事例です。“利他”の素晴らしさを知った社員が働く職場は、まさに人間力に溢れています。

第2回
一人ひとりが閉じた働き方になり、お互いを知る機会が失われ、人に協力するインセンティブがわかない。「不機嫌な職場」は、まさにこの3つの要因が重なって発生する。それを理解することが、治療法の第一歩だ。

第1回
職場のコミュニケーションが断絶され、社員の対立や生産性の低下に悩む企業が続出している。ベストセラー「不機嫌な職場」の著者陣が、そんな職場の「治療法」をケース別に徹底指南する新連載がスタート!
