
山崎 元
第7回
ガソリン、食料品の一部が値上げされ、インフレの様相を呈している。どの程度のインフレ率になるか予想できない場合に、考えるべきは、株価が割高か割安かだ。

第4回
小沢氏は着眼や集中力は非凡だが、議論をし、曖昧と忍耐を駆使する政治家としての能力に欠ける。反対されると我慢できずに爆発してしまう。端的に言って「我慢の出来ない男」である。

第6回
投資を経験する中で相場感を求められる局面に遭遇することも出てくるだろう。しかし、個人投資家にとって、前言に支配されない事こそ最大のメリットだ。

第3回
政府は守屋前次官に退職金の返納を求めるらしいが、そもそも自主返納であることがおかしい。一旦払った退職金は取り返せないという今の制度は、明らかに公務員法の不備だろう。

第5回
機関投資家の運用計画では外国債券を組み込むことが多いが、個人投資家の資産運用には分散投資の難しさなどから、あまり勧められない。

第2回
この種の偽装は、昔は事件として報道されなかった。問題自体がなかったのかというと、おそらく存在はしただろう。昔と今の大きな違いの一つは、不正が顕在化しやすくなったことだ。

第4回
FPの魂の値段はいくらなのだろうか?
金融商品取引法の施行後、説明責任義務は高まり、顧客へのより具体的な説明が要求されるようにはなったが、今回の例に見るように金商法は課題が多い。

第1回
野村ホールディングスがサブプライム問題の影響で、1~9月で1456億円の損失を蒙った。野村がこれだけ損しても、おそらく野村のサブプライム・ビジネスで儲けた人間はいる。

第3回
市況欄は、ひと目で把握できるように作られていない。「客観報道」の幻想がマーケット報道をわかりにくいものにしてしまっている。

第2回
運用を始める場合、どうしても儲けの側だけをイメージしがちになるので、想定からずれる可能性、つまりリスクについて、意識的に考えることが必要だ。

第1回
バリュー投資家の場合、じっくりと、割安株を拾うことができる点は、恵まれている。まだ早いかもしれないが、そのようなことも考えておこう。
