加地太祐

経営者、陽明学者
かじ・たいすけ/1976年大阪生まれ。株式会社aim代表取締役。
阪南大学高等学校中退後、溶接工に。その後、サラリーマンになり英会話スクールに通うが、1年後の2004年に通っていた英会話スクールが倒産。当時の従業員に「給料を数ヶ月もらわぬままオーナーが失踪したので助けてください!」と生徒なのに相談される。 月商18万円で家賃支払いが23万円と大赤字なのにも関わらず、「可哀想だから」と400万円を借金して援助し、サラリーマンを続けながら思いがけずオーナー経営者になる。
しかし、3ヶ月で資金がなくなり、助けてと言った従業員も退職。その後、英会話スクールの経営を実弟にまかせるが、1年後に病死する。 この人生のどん底のときに安定したサラリーマンを辞め、給料の出ない英会話スクール経営1本に絞る。 その後、NOVAが倒産し英会話教師だった外国人失業者があふれた。 彼らを黙って見過ごせないと、生徒が増えたわけでもないのに日払いで外国人を雇う。 この行動が新聞に紹介され、それがもとで生徒数が飛躍的に増え、以後、順調に業績を伸ばす。
2015年2月6日、交通事故に合い5日間意識不明に。6日目に目覚めたとき、「このまま死んだら僕はこの世界に何も残していないことになる」と愕然とする。
それがきっかけで、スタッフや愛する娘たちに残せるのは「言葉しかないのだ」と悟り「成功する人の考え方」の連載をスタートする。 純粋に言葉の力を試すために名前をふせたままスタートするも幸運にも支持を得て開始8ヶ月で3万いいね!を突破。月間リーチ数250万人の人気ウェブサイトに成長する。 年間1000人以上の経営者と対話し、会社経営を行う傍ら、1人でも多くの成功者を世に出したいと、日夜、記事の執筆に精力を注いでいる。 山田方谷を学ぶ実践塾「方谷塾」塾頭、陽明学者。
所属団体
 ・盛和塾<大阪> 世話人 稲盛和夫の経営者塾世話人
 ・EO Osaka<Entrepreneur Organization> 理事 アメリカに母体を持つ経営者団体。年商100万ドル以上の経営者が集まる団体
第38回
成功する人が過去に倒産した理由
加地太祐
ものすごく成功している友人は過去に会社を倒産させたことがある。ある時、その友人が僕にこう質問した。「前の会社を倒産させてしまったのは、なぜだと思う?」。僕は咄嗟には答えられなかった。その友人は、スマートフォンで撮った写真を僕に見せて、一言つぶやいた。会社が倒産する、たったひとつの理由とは何だろうか?
成功する人が過去に倒産した理由
第37回
成功する人は夜を待ちわびている
加地太祐
成功する人は、「そこまでやるか!」と言われるくらいに集中する人が多い。目標達成するために、そのことだけに時間を投下するというのがその1つ。もう1つは思考のあり方で、成功する人は考えるをの止めずに、四六時中、いつもそのことだけを考え続けている。それがゴールへと到る最も効率の良い方法ということを知っているからだ。
成功する人は夜を待ちわびている
第36回
成功するためには体力や知力は関係ない
加地太祐
成功する人に不可欠なのは知力でも体力でもなく、情熱だ。成功する人は、自分の情熱を銀行口座でお金を管理するように意識する。彼らは、常に情熱を満たすように努力しているのだ。成功する人は、知識や体力を情熱によって使いこなしているとも言える。それが、どんな壁でも乗り越える人になるための秘訣なのだ。
成功するためには体力や知力は関係ない
第35回
成功する人はTTPCを実践している
加地太祐
芸術や建築物、小説に至るまで、成功した事例は多くの人から参考にされる。人気の映画や書籍が出た後、それに似たタイトルやデザインのものが出てくるのは世の常だ。これを称してTTP(徹底的にパクる)という。しかし、それだけでは成功する人にはなれない。成功する人は、それに自分なりの個性を加えるのだ。
成功する人はTTPCを実践している
第34回
成功する人は出藍の誉れを意識している
加地太祐
出藍の誉れ(しゅつらんのほまれ)という言葉をご存じだろうか? 「教えを受けた生徒が成長して先生を超える」ことを指す。だが、教える立場の人間で、この言葉を意識している人は少ない。師匠にとっては弟子が自分を超えていくことは喜ばしいことだ。「後輩の成長が自分の成長要因になること」を成功する人は知っている。
成功する人は出藍の誉れを意識している
第33回
成功する人は年齢を気にしない
加地太祐
組織で働く人は他人の年齢を気にする人が多い。しかし、世界は広い。年功序列という組織の中で満足している人は、檻や柵の内側で生きている動物と同じだ。年齢は人間の成長と比例しない。年齢で相手を計ると、本当の実力を見誤ることがある。だから成功する人は、年齢を意識して相手と向かい合うことはない。
成功する人は年齢を気にしない
第32回
成功する人は「勝利の女神」と契約している
加地太祐
多くの成功する人は「勝利の女神」と契約している。女神の求める代償さえ払えば、キミは望む成果を与えられるのだ。キミが払うべき代償とは時間だ。成功したかったらキミは1年のほとんどの時間をそのために費やす必要がある。もしキミがその気になれば、勝利の女神はいつでもキミの目の前にやってきてくれる。
成功する人は「勝利の女神」と契約している
第31回
成功する人は、覚悟の大切さを知っている
加地太祐
ある先輩経営者は、「若い頃ケンカで負けたことはなかったけど、自分の命を奪おうという覚悟を持った人間に会ったとき、勝てないと思った」と言った。どんな戦いでも覚悟のある者とない者が戦えば、ない者の方が負ける。ビジネスも同様で、大きな挑戦をするときは覚悟を持って取り組むこと。その差が結果の差につながるのだ。
成功する人は、覚悟の大切さを知っている
第30回
成功する人が最も気をつけている人生最大の病
加地太祐
成功する人が最も注意しなければならない病。それは「傲慢」だ。僕の師は「人生最大の病は傲慢である」と何度も教えてくれた。誰でも初めは謙虚だ。しかし、ちょっと成功すると有頂天になり、感謝の気持ちを失ってしまう。傲慢に感染した人はすべてを失う。成功する人は最大の病とは何かを知っている。
成功する人が最も気をつけている人生最大の病
第29回
成功する人はボールを手元に置かない
加地太祐
毎日平均9件のアポイントをこなしながら、ご縁を結ぶ仕事をする先輩がいる。毎日9件を訪問し、仕事は順調に進んでいく。ある日、「どうすれば、そんなにスピーディーに仕事ができるのですか?」と尋ねてみた。その答えは実にシンプル。「ボールを自分の手元に置かないから」というものだった――。
成功する人はボールを手元に置かない
第28回
値段が安い商品にクレームが集まる理由
加地太祐
以前は「値段が安いことは良いことだ」と考えていたが、最近は値段を下げる方が危険であることに気がついた。だから、成功する人は値引きせずにサービスで返す。値引きしなければ従業員は潤い、サービスの質が高まる。何でも安いから良というて物ではない。ひとつの行動は全体に影響を与えているのだ。
値段が安い商品にクレームが集まる理由
第27回
成功する人は嫌いな人の隣に座らない
加地太祐
嫌いな人がいるなら、そのリストを作ってみよう。すると、命令口調な人、なれなれしい人など、苦手な人の共通点が見つかる。やってはいけないのは、「無理に相手を好きになろうとすること」だ。それをやると、多くの場合、自分の特徴を殺すことになる。いつか、自分が成長したとき、相手への苦手意識は自然に克服されている。
成功する人は嫌いな人の隣に座らない
第26回
成功する人は金持ちしか相手にしない
加地太祐
「より良い物を、より安く提供する」。この考え方は、ビジネスパーソンとして正しいだろうか? それとも間違っているだろうか? どんなビジネスでも「どの商品」を「誰に売るのか」のふたつでほとんどの成功は決まる。ユダヤの商法に「お金持ちと商売しろ」というものがある。キミはこのセオリーについてどう思うだろうか?
成功する人は金持ちしか相手にしない
第25回
成功する人は人生を物語にする
加地太祐
キミが自分の人生を面白いと思わなくては「成功する人」にはなれない。成功する人は人生に物語の王道を取り込むことを知っている。それは、(1)自分が成長すれば人生は面白くなる、(2)卑怯であってはならない、(3)誰かのためにと思う心が力を発揮させる、の3つだ。そういう目線で人生を考えると、成功する人に一歩近づける。
成功する人は人生を物語にする
第24回
成功する人は2次会に行かない
加地太祐
成功する人は健康な人が多い。その原因のひとつは、食べ物や飲み物、睡眠を大切にしているからだ。また、彼らの共通点として、ビジネスでの会食では基本的に「2次回には行かない」がある。早めに切り上げて明日への鋭気を養うことが重要だからだ。本当に意味のある時間を過ごすことが成功する人の考え方だ。
成功する人は2次会に行かない
第23回
誰かを幸せにするときは負けるな
加地太祐
もっといい車に乗りたい、もっといい家に住みたいなど、自分の欲望のためだけでは人は力を発揮することはできない。しかし、家族や仲間、恋人のためなら無限の力が湧いてくる。成功する人は、この誰かのためにという力をうまく使って自分のパワーに変えている。そして、相手のためにしたことは、キミ自身をも幸せにする。
誰かを幸せにするときは負けるな
第22回
成功する人は心を添える
加地太祐
どんなに素晴らしい商品で、どんなに営業トークが完成していても、相手に与える印象は様々だ。仕事でもお笑いでも、知恵を絞って出来上がるネタというものがある。それをどのように相手に伝えるかで、結果は必ず変わる。商品の善し悪しは重要だが、それよりも大切なのは「その商品をどのように伝えるか」という心のあり方なのだ。
成功する人は心を添える
第21回
己を磨かずに成功はない
加地太祐
僕はある成功する人から自分自身を高める方法を学んだ。それは、(1)志、(2)責任感、(3)感性・直感、(4)人間的魅力の4つの要因に分かれる。人間の成功というのは究極のところ自分次第であり、言い換えれば自分の質なのではないだろうか。だから僕らは、日々自分自身を高めるように生きる必要がある。
己を磨かずに成功はない
第20回
余裕が無いから追い込まれる
加地太祐
努力しているのに結果がでない。そんな経験はないだろうか? そんな人に共通するのは「精神的な余裕のなさ」だ。自分を追い込んでギリギリまでがんばるという精神的な努力は、結果とは無関係な場合が多い。成功する人達も超多忙だ。しかし、どこか心に余裕があり、仕事はそつなくこなしている。彼らは決して忙しさに心を奪われないのだ。
余裕が無いから追い込まれる
第19回
茹でカエルになる前に
加地太祐
小さな失敗や兆しを見逃し、気が付いたときには取り返しのつかない事態になってしまうことを「茹でカエルの法則」という。ビジネスでも人生でも、この世のすべてのものは時間の経過とともに変化していく。だから、成功する人は、日常のどんな小さな変化や兆しも見逃さずに常に意識して生きているのだ。
茹でカエルになる前に
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