
2024.10.28
多数決と暴力は何が違うのか?【書籍オンライン編集部セレクション】
皆で何か1つの結論を出すとき、私たちはよく多数決を使う。ときには自分の意見とは違う結果を受け入れないといけない。しかし、なぜそのようなことが許されるのだろうか。「陪審定理」にそって、多数決の正しい使い方について考える。
1975年生まれ。慶應義塾大学経済学部教授。。横浜市立大学、横浜国立大学、慶應義塾大学の准教授を経て、2014年より現職。人々の意思をよりよく反映させる選挙方式、物を高く売るオークション方式、人と組織を上手く結ぶマッチング方式といった制度設計の研究で、多くの国際業績をあげる。著書には『マーケットデザイン入門』(ミネルヴァ書房)、『社会的選択理論への招待』(日本評論社)といった定番テキスト、および一般向けの『マーケットデザイン』(ちくま新書)、『多数決を疑う』(岩波新書、2016年新書大賞4位)などがある。2015年義塾賞。
2024.10.28
皆で何か1つの結論を出すとき、私たちはよく多数決を使う。ときには自分の意見とは違う結果を受け入れないといけない。しかし、なぜそのようなことが許されるのだろうか。「陪審定理」にそって、多数決の正しい使い方について考える。
2024.10.27
本日は衆議院議員選挙の投票日。民意を反映させるはずの選挙が、実は日本の政治をいびつにゆがめているとしたらどうだろう。慶應義塾大学教授の坂井豊貴氏によれば、多数決が持つ「票の割れ」という性質が、政党政治のあり方に強く影響を与えている…
2024.10.26
衆院選の投票日がいよいよ明日に迫った。政治家の演説や報道番組ではよく「選挙で民意を問う」という発言が聞こえてくるが、そもそも「民意」とは何だろうか?坂井豊貴氏は「選挙結果は民意とは言えない」と断言する。その理由を聞いた。
2016.8.10
都知事選が終わり、小池百合子氏の圧勝という結果に終わった。しかし、選挙が「多数決」という問題がある決め方を使っている以上、都民の意思を反映しているとは言いがたい。そこで、坂井豊貴氏に都知事選の結果をレビューしてもらった。よりよい決…
2016.8.1
皆で何か1つの結論を出すとき、私たちはよく多数決を使う。ときには自分の意見とは違う結果を受け入れないといけない。しかし、なぜそのようなことが許されるのだろうか。「陪審定理」にそって、多数決の正しい使い方について考える。
2016.7.29
私たちは普段「多数決」という決め方をよく使用する。『「決め方」の経済学』の著者である坂井豊貴氏によれば、多数決で正しい判断をするには、ある条件が必要だという。それは何か。
2016.7.28
「1位に3点、2位に2点、3位に1点」のように配点する「ボルダルール」ならば、多数決の欠陥である「票の割れ」を防げる。しかし、有権者の意思をうまく反映すれば、優れた結果を出すわけではない。坂井豊貴氏によれば、アメリカのリンカーン大統領は…
2016.7.27
多数決には、「票の割れ」という致命的な欠陥があるため、多数派の意見さえ反映されない。そのため、坂井豊貴氏は、「ボルダルール」という方法を代替案として提案する。なぜなら、「満場一致に最も近い方法」だからだ。詳細を聞いた。
2016.7.21
自民党の圧勝だった先の参院選。『「決め方」の経済学』の著者、坂井豊貴教授によると、なんと「幸福実現党の出馬がなければ自民党の議席はさらに伸びていた」という。それは似た候補者同士で票を喰い合う「票の割れ」という制度上の欠陥に原因があ…
2016.7.15
前回では、多数決は「票の割れ」という致命的な結果があるということを解説した。坂井豊貴氏によれば、多数決が持つ「票の割れ」という欠陥のせいで、日本の政治があまりにもいびつに歪められているという。
2016.7.13
「多数決」はあらゆるところで使われている。このところ頻繁に行われる予定の選挙など、最たるものだろう。しかし、坂井豊貴氏によると、「多数決は多数派の意見さえ尊重できないときがある、欠陥だらけの制度」だという。その「欠陥」とは何だろう…
2016.7.12
自民党、公明党をはじめとする改憲勢力が3分の2を超えた今回の参院選。これで改憲への国民投票を発議するハードルをクリアしたことになる。坂井豊貴氏によると、この「改憲ハードル」は、1994年の選挙制度改革ですでに低くなっていたという。詳細…
2016.7.8
間もなく参院選が始まる。政治家の演説や報道番組ではよく「選挙で民意を問う」という発言が聞こえてくるが、そもそも「民意」とは何だろうか?坂井豊貴氏は「選挙結果は民意とは言えない」と断言する。その理由を聞いた。
2016.6.29
6月24日、イギリスで行われたEU離脱をめぐる国民投票では、「離脱」が「残留」を上回り、世界中で動揺が起きている。報道のなかには「国民投票という制度が危険だ」という論調さえ見られる。これは正しいのだろうか。
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