片田珠美
「家事をやれ!」「宿題をやれ!」妻子にキレまくる夫、豹変した“意外なキッカケ”は?
精神科医である筆者のもとには、人間関係で疲弊した人たちが次々に集まってくる。今回紹介するケースは、夫の度重なるダメ出しに、心も体も疲れ切ってしまった妻だ。家事から育児、日常の些細な言動まで、妻の一挙手一投足に、夫は口を出さずにいられないのだという。彼の問題行動の背後にある心理を深堀りしながら、対処のヒントを探る。※本稿は、片田珠美『マウントを取らずにはいられない人』(PHP新書、PHP研究所)の一部を抜粋・編集したものです。

小金を稼いだ開業医、飲み会でうっかり自慢したことで払った「大きすぎる代償」とは?
「自分はマウントなんて取らない」誰もがそう思っているだろう。しかしマウント欲求というものは誰の心の中にも潜んでいるのだ。私たちは思いのほか小さなきっかけで、その欲求に突き動かされてしまう。自虐風の自慢や、ふと出てしまう上から目線の一言。そんな無意識の衝動を紐解き、欲求を心の内で静かに鎮めるコツを探る。※本稿は、片田珠美『マウントを取らずにはいられない人』(PHP新書、PHP研究所)の一部を抜粋・編集したものです。

見つけたら逃げて!会社をダメにする「つながり自慢」社長が社長室に置きがちな“キケンな物”とは?
「有名人と知り合い」「大物と会ったことがある」――そんな話ばかりする人に心当たりはないだろうか?“知り合いマウント”という新たなマウンティングの根底には、承認欲求と自己肯定感の低さが潜んでいる。聞かされる側はどう付き合えばよいのか、現実を直視できない人々の“自慢”の正体を解き明かす。※本稿は、片田珠美『マウントを取らずにはいられない人』(PHP新書、PHP研究所)の一部を抜粋・編集したものです。

子どもの虐待に関する報道が後を絶たないが、「虐待」とまでいかないくても、子どもを精神的に追い込んでしまう親はどこにでもいる。なぜ彼らは、自らの子どもを攻撃してしまうのだろうか。

被害者のふりをして、誰かを攻撃したり、何らかの利得を得たりする人、つまり“被害者ぶる人”が増えている。そこで、前回は“被害者ぶる人”とはどんな人なのかを明らかにし、3つのタイプを紹介した。今回は“被害者ぶる人”から自分の身を守るための対処法を提案したい。

被害者のふりをして、誰かを攻撃したり、何らかの利得を得たりする人、つまり“被害者ぶる人”が増えている。そこで、まず“被害者ぶる人”とはどんな人なのかを明らかにし、3つのタイプを紹介する。次に“被害者ぶる人”から自分の身を守るための対処法を提案したい。
