三澤彩奈

(みさわ・あやな)
取締役栽培醸造責任者

マレーシアのワインイベントを手伝った際、自社ワインを愛飲してくれていた外国人夫婦に感激し、ワイン造りの道へ。ボルドー大学卒業後は家業に戻り、シーズンオフには南アフリカ・オーストラリア・チリ等へ武者修行に出て新たな知見を吸収、ブドウ栽培や醸造を父・茂計とともに見直してきた。スパークリングワインやロゼワインなど新たな仕込みにも挑戦し、DWWAでは2014年以来、5年連続金賞を受賞するなか、2016年は欧州勢が上位を占めるスパークリング部門でも最高賞を受賞した。

グラフィックデザイナー・原研哉さん×ワイン醸造家・三澤彩奈さん対談「お酒のロマンチックなところが好き」という原さんがラベルのデザインで心に留めていることとは?
三澤茂計,三澤彩奈
手掛けるワインがつねに世界で高い評価を受け続けているワイン醸造家で中央葡萄酒取締役の三澤彩奈さんと、同社のワインのラベルを長年デザインしている世界的なグラフィックデザイナーの原研哉さん。昨秋発売した新製品を含めて、原さんがいつもどのようにデザインを具現化していくのか、背景にある同社の歴史や彩奈さんのポリシーなども含めて、お二人の対談から浮かび上がってきます。
グラフィックデザイナー・原研哉さん×ワイン醸造家・三澤彩奈さん対談「お酒のロマンチックなところが好き」という原さんがラベルのデザインで心に留めていることとは?
日本を代表する醸造家・三澤彩奈さんが「覚悟」をもって打ち出す次なるワイン
三澤茂計,三澤彩奈
世界的なワイン品評会で金賞を連続受賞してきた、グレイスワインこと中央葡萄酒の「キュヴェ三澤 明野甲州」。これを今秋から、まったく新たな味わいの新製品に切り替えるという。同社の取締役醸造責任者であり、日本を代表する醸造家である三澤彩奈さんに、新製品発売の背景や、その味わい、コロナ禍での需要動向や見通しなどについて聞いた。
日本を代表する醸造家・三澤彩奈さんが「覚悟」をもって打ち出す次なるワイン
第5回
虎屋の「熱狂的ファンもいるし、みなに好かれる」という稀有なブランド力の源とは? <黒川光博・虎屋社長×三澤彩奈・中央葡萄酒取締役 対談後編>
三澤茂計,三澤彩奈
約500年もの歴史をもつ和菓子の老舗「虎屋」は、伝統を重んじつつ、トラヤカフェの開店や、やわらか羊羹「ゆるるか」の開発など新たな挑戦にも次々挑んでいます。本対談では、同社の黒川光博社長をお迎えし、日本で初めて世界最高峰のワインコンクール「デキャンタ・ワイン・ワールド・アワード」で金賞を受賞したグレイスワインこと中央葡萄酒の取締役栽培醸造責任者である三澤彩奈さんが尊敬し共感する「虎屋」の企業姿勢について伺っていきます。特にこの後編では、「変えないこと」へのこだわりや、後味の大切さ、価値に対する適正な価格に議論が展開していきます。
虎屋の「熱狂的ファンもいるし、みなに好かれる」という稀有なブランド力の源とは? <黒川光博・虎屋社長×三澤彩奈・中央葡萄酒取締役 対談後編>
第4回
和菓子もワインも、その味は原材料で決まる <黒川光博・虎屋社長×三澤彩奈・中央葡萄酒取締役 対談前編>
三澤茂計,三澤彩奈
約500年もの歴史をもつ和菓子の老舗「虎屋」は、伝統を重んじつつ、トラヤカフェの開店や、やわらか羊羹「ゆるるか」の開発など新たな挑戦にも次々挑んでいます。本対談では、同社の黒川光博社長をお迎えし、日本で初めて世界最高峰のワインコンクール「デキャンタ・ワイン・ワールド・アワード」で金賞を受賞したグレイスワインこと中央葡萄酒の取締役栽培醸造責任者である三澤彩奈さんが尊敬し共感する「虎屋」の企業姿勢について伺っていきます。特にこの前編では、和菓子とワインに共通する「原料の大切さ」と、それを生産してくれる農家さんとの関係づくりについて議論が進みます。
和菓子もワインも、その味は原材料で決まる <黒川光博・虎屋社長×三澤彩奈・中央葡萄酒取締役 対談前編>
第3回
何をするよりもワイン造りが好き! グレイスワインは厳しい評価に耐えられるワイナリーを目指す<中央葡萄酒の栽培醸造責任者・三澤彩奈さんインタビュー>
三澤茂計,三澤彩奈
世界でも年々評価が高まっている日本ワインの代表格「グレイスワイン」(正式社名は中央葡萄酒株式会社)。この伝統ワイナリーを率いる父娘が、長年、ワイン造りには向かないと思われていた日本固有のブドウ「甲州」のポテンシャルを信じて、ブドウ栽培・ワイン醸造に打ち込み、世界最高峰のコンクールで日本初の最高賞を獲得するまでの取り組みと、その間に分かち合ってきた苦難と喜び、今後の目標を綴った『日本のワインで奇跡を起こす 山梨のブドウ「甲州」が世界の頂点をつかむまで』が発売されました。その著者のひとりである三澤彩奈さん(中央葡萄酒の取締役栽培醸造責任者)に、ワイン造りや今回の著書に込めた思いを聞きました。
何をするよりもワイン造りが好き! グレイスワインは厳しい評価に耐えられるワイナリーを目指す<中央葡萄酒の栽培醸造責任者・三澤彩奈さんインタビュー>
第2回
EUとのEPA発効で欧州ワインが約300円安くなる!?日本のグレイスワインはどう迎え撃つのか<三澤茂計・中央葡萄酒社長インタビュー>
三澤茂計,三澤彩奈
世界でも年々評価が高まっている日本ワインの代表格「グレイスワイン」(正式社名は中央葡萄酒株式会社)。この伝統ワイナリーを率いる父娘が、長年、ワイン造りには向かないと思われていた日本固有のブドウ「甲州」のポテンシャルを信じて、ブドウ栽培・ワイン醸造に打ち込み、世界最高峰のコンクールで日本初の最高賞を獲得するまでの取り組みと、その間に分かち合ってきた苦難と喜び、今後の目標を綴った『日本のワインで奇跡を起こす 山梨のブドウ「甲州」が世界の頂点をつかむまで』が発売されました。その著者のひとりである三澤茂計社長に、40年超のワイン人生や後を継ぐ子どもたちへの思い、そして、さらに日本ワインの評価を高めていくうえで、来年にも発効される欧州連合(EU)とのEPA(経済連携協定)の影響と、その対抗策などを聞きました。
EUとのEPA発効で欧州ワインが約300円安くなる!?日本のグレイスワインはどう迎え撃つのか<三澤茂計・中央葡萄酒社長インタビュー>
第1回
「スモール・イズ・ビューティフル」を胸に、世界に認められるワインを造り続ける! グレイスワインの三澤彩奈さん
三澤茂計,三澤彩奈
日本のワインには長年、「薄い」「甘い」といった悪評がはびこってきました。しかし、原料であるブドウの栽培まで立ち返り、試行錯誤を重ねて、ロンドンで開催される世界最高峰のワインコンクール「デキャンタ・ワールド・ワイン・アワード」で日本初の金賞を受賞した山梨のワイナリー、通称“グレイスワイン”(中央葡萄酒)をご存じでしょうか。この伝統ワイナリーを営む父娘が世界に挑み、苦難と焦燥、ときに喜びを分かち合ってきた家族の物語『日本のワインで奇跡を起こす』(ダイヤモンド社、7/12~発売)から「はじめに」をご紹介します。娘・彩奈さんのワイン造りへの情熱と、家族や地元の町への思いを感じていただければ幸いです。
「スモール・イズ・ビューティフル」を胸に、世界に認められるワインを造り続ける! グレイスワインの三澤彩奈さん
新着
業界
学び
特集
書籍
業界
製造業 銀行・証券・金融 保険 建設・不動産 コンサル・士業 商社 運輸・物流 IT・通信 AI・テクノロジー エネルギー 医療・製薬 食品・農業 小売・外食 サービス・エンタメ メディア・広告 スタートアップ・新規事業 教育 財閥・学閥 予測・分析
学び
経営・戦略 マネジメント ビジネス課題 ビジネススキル 営業・マーケティング マネー・投資 相続・節税 年金 キャリア・働き方 受験・子育て 教養