仲佐 保

仲佐 保

国立国際医療研究センター国際医療協力局医師

1954年東京生まれ。80年広島大学医学部卒業、95年ジョンズホプキンス公衆衛生大学校修士。80年、国立国際医療研究センター(元国立病院医療センター)研修医。86年、国際医療協力のために初めて設立された、同センター国際医療協力局に入職。派遣協力課長、国際派遣センター長、運営企画部長を歴任。カンボジア難民医療、エチオピア飢餓被災民援助等を経験した後、JICAのボリビアサンタクルス総合病院プロジェクト、パキスタン母子保健プロジェクト、ホンジュラスリプロダクティブヘルスプロジェクトのチーフアドバイザーを務める。82年、カンボジア難民医療や青年海外協力隊員経験者らとNGO国際保健市民の会「シェア」を設立。その後、公的機関およびNGOとして国際医療協力に35年以上従事。2018年3月〜2020年3月の2年間、JICAコンゴ民主共和国保健次官付顧問としてアフリカの医療に貢献。

第8回
「エボラ終結宣言」間近のコンゴで新型コロナ流行という新たな脅威
仲佐 保
致死率が高い伝染病として恐れられているエボラ出血熱が猛威をふるうアフリカの地、コンゴ民主共和国からエボラをはじめ感染症対策の現状や最新事情について、国立国際医療研究センター国際医療協力局から「JICAコンゴ民主共和国保健省次官付顧問」として派遣されていた日本人医師、仲佐保の最終レポートを伝える。2年間の派遣終了後、2020年3月中旬に帰国。コンゴ民派遣の最終日直前の3月10日には、北キブ州の最終例から21日が経過、3月31日(予定)には42日間が経過し、「2年にわたる『エボラ』との戦いは終わった」と思っていたところ、3月10日、世界中で大流行している「新型コロナ」の第1例が首都キンシャサで報告された。猛威を振るっているヨーロッパのフランスからの入国者であった。コンゴ民主共和国における感染症との戦いは終わらない。
「エボラ終結宣言」間近のコンゴで新型コロナ流行という新たな脅威
第7回
コロナがエボラの流行地コンゴで警戒される理由、ある意味エボラより怖い!?
仲佐 保
コンゴ民主共和国からエボラをはじめ感染症対策の現状や最新事情について、国立国際医療研究センター国際医療協力局から現地に「JICAコンゴ民主共和国保健省次官付顧問」として派遣されている日本人医師、仲佐保がレポートする。2018年3月に派遣されてから2020年3月までの2年の任期が終わろうとしている。2018年の赤道州のエボラの流行から始まり、2018年8月からのコンゴ民主共和国最悪の北キブ州のエボラの流行は、2020年2月になって流行終焉の兆しが見えてきた。
コロナがエボラの流行地コンゴで警戒される理由、ある意味エボラより怖い!?
第6回
エボラだけではない、コンゴの住民を苦しめる恐るべき感染症の数々
仲佐 保
致死率が高い伝染病として恐れられているエボラ出血熱が猛威をふるうアフリカの地、コンゴ民主共和国からエボラをはじめ感染症対策の現状や最新事情について、国立国際医療研究センター国際医療協力局から現地に「JICAコンゴ民主共和国保健省次官付顧問」として派遣されている日本人医師、仲佐保がレポートする。今回は第6回。現地には、エボラと類似した感染症が多く、一番の課題である早期発見・早期治療が困難である実情を伝える。
エボラだけではない、コンゴの住民を苦しめる恐るべき感染症の数々
第5回
コンゴのエボラ拡大で日本も対策チーム派遣、「4つの戦略」で封じ込めろ!
仲佐 保
致死率が高い伝染病として恐れられているエボラ出血熱が猛威をふるうアフリカの地、コンゴ民主共和国からエボラをはじめ感染症対策の現状や最新事情について、国立国際医療研究センター国際医療協力局から現地に「JICAコンゴ民主共和国保健省次官付顧問」として派遣されている日本人医師、仲佐保がレポートする。今回は第5回。コンゴのエボラ流行は終息するどころか、隣国でのウガンダで発見例も出るなど、感染地域は広がりつつある。日本政府も国際緊急援助隊感染症対策チームを派遣した。
コンゴのエボラ拡大で日本も対策チーム派遣、「4つの戦略」で封じ込めろ!
第4回
エボラ流行地のコンゴを襲う寄生虫病「アフリカ睡眠病」とは何か
仲佐 保
致死率が高い伝染病として恐れられているエボラ出血熱が猛威をふるうアフリカの地・コンゴ民主共和国から、エボラをはじめ感染症対策の現状や最新事情について、国立国際医療研究センター国際医療協力局から「コンゴ民主共和国保健省次官付顧問・JICA専門家」として現地に派遣されている日本人医師、仲佐保がレポートする。今回は第4回。WHOは7月18日、コンゴのエボラ流行が国外にも広がる可能性があるとして、緊急事態宣言をしたが、そのコンゴではエボラ以外に恐れられているもう1つの感染症がある。
エボラ流行地のコンゴを襲う寄生虫病「アフリカ睡眠病」とは何か
第3回
「エボラ」治療センター襲撃も、政治と治安悪化に揺れる医療現場
仲佐 保
致死率が高い伝染病として恐れられているエボラ出血熱が猛威をふるうアフリカの地、コンゴ民主共和国からエボラをはじめ感染症対策の現状や最新事情について、国立国際医療研究センター国際医療協力局から現地に「JICAコンゴ民主共和国保健省次官付顧問」として派遣されている日本人医師、仲佐保がレポートする。今回は第3回。今回は政治と現地の治安の悪さに大きく揺れる現地の状況を伝える。
「エボラ」治療センター襲撃も、政治と治安悪化に揺れる医療現場
第2回
エボラ「封じ込め」が難しい理由、流行地の2つの深刻事情
仲佐 保
致死率が高い伝染病として恐れられているエボラ出血熱が猛威をふるうアフリカの地、コンゴ民主共和国からエボラをはじめ感染症対策の現状や最新事情について、国立国際医療研究センター国際医療協力局から現地に「JICAコンゴ民主共和国保健省次官付顧問」として派遣されている日本人医師、仲佐保がレポートする。今回は第2回。
エボラ「封じ込め」が難しい理由、流行地の2つの深刻事情
第1回
エボラ出血熱終息宣言後、誰も予想できなかった「再流行」
仲佐 保
致死率が高い伝染病として恐れられているエボラ出血熱が猛威をふるうアフリカの地、コンゴ民主共和国からエボラをはじめ感染症対策の現状や最新事情について、国立国際医療研究センター国際医療協力局から現地に「JICAコンゴ民主共和国保健省次官付顧問」として派遣されている日本人医師、仲佐保がレポートする。今回は第1回。
エボラ出血熱終息宣言後、誰も予想できなかった「再流行」
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