森上教育研究所
【中学受験への道】第9回
「中高一貫校」6年間で本当に子どもの学力を伸ばして「難関国立大」に入れた学校ランキング
前回、「早慶上理」の合格実績から見た「6年間の学力の伸び」をランキングした。今回は「難関国立大」の合格実績でのランキングである。ランク上位では、「早慶上理」と重複する学校も多く見られるが、前回は皆無だった共学校も顔を出している。

【中学受験への道】第8回
「麻布中」の計算問題は、なぜユニークなのか
「旅人算」と呼ばれる算数問題のジャンルがある。線分図を作って解いていくのだが、よくよく問題文を読み解かないと、正答にたどり着くのは困難である。算数の問題を解くときにも、国語力が必要となるのだ。

【中学受験への道】第7回
「中高一貫校」6年間で本当に子どもの学力を伸ばして「早慶上理」に入れた学校ランキング
中高一貫校で6年間学んで、子どもの学力はどれほど伸びるのか。その疑問に対する答えはもっぱら大学合格実績で語られてきた。難関校ほど難関大学の合格者が多いことは容易に想像できる。むしろ知りたいのは、入学時の難易度(偏差値)よりも卒業時の実力(偏差値)がどのくらい伸びているかだろう。今回、森上教育研究所からデータ提供を受けて、「早慶上理」の合格実績から見た「6年間の学力の伸び」をランキングにしてみた。

【中学受験への道】第6回
中高一貫138校を分析して判明!入試で出る「時事問題」
中高一貫校入試の社会の出題範囲は実に幅広い。算数では子どもに太刀打ちできない親でも、自らの経験が生かせる社会なら一緒に学ぶことができる。社会の入試問題のエキスパートである早川明夫氏と、2019年に中高一貫校入試で出題された「時事問題」を分析して、学び方も考えてみよう。

【中学受験への道】第5回
「親の瞬発力」が問われる、中高一貫校の体験授業
合同説明会でいろいろな学校の担当者と話をしたら、次は親子で具体的に学校訪問を始める時期に入る。文化祭や体育祭とは別に、近年盛んに行われているのが、実際の授業や部活動を体験できるオープンキャンパスだ。今回は、現在募集中のものと6月上旬までに募集開始となる注目校を取り上げた。人気校の予約で問われるのは「親の瞬発力」である。

【中学受験への道】第4回
「フェリス女学院」のエレガントな図形問題
中学受験の算数は大人にとっても難しい問題が出題される。公開シンポジウム「この数年の難関中学入試/算数&算数オリンピックの注目問題」に関して、前回は「広尾学園」の算数は何を求めているのか、という記事を掲載した。今回は横浜を代表する難関校「フェリス女学院」の入試問題を取り上げる。

【中学受験への道】第3回
「広尾学園」の算数は何を求めているのか
入試問題は学校から送られる受験生へのメッセージである。各教科の教員が知恵を絞った問題を読み解くことで、どのような生徒に入学してきてほしいのか、その学校がどのような教育を目指すのかをうかがい知ることができる。学校改組から10年余でトップ校の仲間入りを果たした広尾学園の算数の問題を例に、広尾学園が受験生に求めていることを考えてみたい。

【中学受験への道】第2回
中高一貫校「学校訪問」に必要な5つの心掛け
お子さんが6年間通うことになる中高一貫校選びは慎重に行いたい。塾では合格実績を得るため、有名校・人気校の受験を勧めてくるが、本当に子どもの個性と成績を伸ばしてくれる学校なのか、偏差値を見るだけでは判然としない。そこで実際に学校を親子で訪問することになる。その際、5つの留意点を心掛けながら子どもとの相性を確かめてみたい。

【中学受験への道】第1回
「中高一貫校」合同説明会で分かる3つのこと
今年は史上最長の10連休だったが、例年ゴールデンウィークが終わると、中学受験の季節が本格的に始まる。受験生の親としてまず手掛けるべきは、合同で実施される学校説明会を訪れて、学校の様子を観察することにある。いずれの会場も混雑するが、3つのチェックポイントを念頭に置いて、各校の説明を聞き、志望校選びを進めていきたい。
