
清水理裕
第3回
手持ちの製品や商品、原材料といった在庫=棚卸資産が売上以上に増加している企業は販売計画が狙い通りに進んでいない恐れがある。売れずに滞留したままだと不良在庫の減損処理を迫られることになる。こうしたリスクを可視化するために、「過大在庫が心配な会社ランキング」を作成した。

手持ちの製品や商品、原材料といった在庫=棚卸資産が売上以上に増加している企業は販売計画が狙い通りに進んでいない恐れがある。売れずに滞留したままだと不良在庫の減損処理を迫られることになる。こうしたリスクを可視化するために、「過大在庫が心配な会社ランキング」を作成した。

第2回
企業買収した際に発生することが多い「のれん」。特許権や商標権とともに無形固定資産に計上される。しかし、買収した企業がもくろみ通りに利益を計上しなければ、のれんの減損処理が迫られる。第1回の大企業編に続いて、中堅企業編を対象にランキングを作成した。

企業買収した際に発生することが多い「のれん」。特許権や商標権とともに無形固定資産に計上される。しかし、買収した企業がもくろみ通りに利益を計上しなければ、のれんの減損処理が迫られる。第1回の大企業編に続いて、中堅企業編を対象にランキングを作成した。

第1回
成長を目指して積極買収する企業は多い。だが、その目論見が外れると、多額の「のれん」を計上し、減損処理が迫られる。そこで、総資産300億円以上の大企業を対象に危険度を算出。ランキングにして分析した。

成長を目指して積極買収する企業は多い。だが、その目論見が外れると、多額の「のれん」を計上し、減損処理が迫られる。そこで、総資産300億円以上の大企業を対象に危険度を算出。ランキングにして分析した。

親子喧嘩をきっかけに経営不振に陥った大塚家具や、筆頭株主・伊藤忠商事と対立し、創業家社長が退任に追い込まれたデサント――。このところ続いている経営権を巡るゴタゴタが、消費者になじみ深い文具業界でも勃発した。コクヨと、同社が間接出資した未公開企業ぺんてるとの間で、すれ違いが起きている。
