童門冬二

作家

1927年東京生まれ。東京都庁にて広報室長、企画調整局長、政策室長等を歴任後、79年に退職。以後は執筆活動に専念し、歴史を題材に、組織と人間の問題を浮かび上がらせる手法で、数々の話題作を手がけている。第43回芥川賞候補。99年には勲三等瑞宝章を受章。

武田信玄のリーダー術、がむしゃら武士を「考える部下」にどうやって育てたか
童門冬二
コロナ禍が長期化する昨今、日本のリーダーたちの資質が問われています。今の日本のリーダーには「何が」足りないのか。組織の中で「自分」を生かし、「人」を動かすにはどうしたらよいのか。歴史上のリーダーたちの身近な行動に注目してみると、そのヒントが隠されているかもしれません。そこで今回は、作家・童門冬二さんの著書で、15万部を突破したロングセラー『将の器 参謀の器』(青春出版社)から、誰もが知っている武田信玄の部下の育て方について抜粋紹介します。
武田信玄のリーダー術、がむしゃら武士を「考える部下」にどうやって育てたか
「部下不信」だった徳川家康の江戸幕府は、なぜ260年も続いたのか
童門冬二
戦国時代の部下はある意味で自由な時代だから、どんな価値観を持とうと互いに干渉しない。海千山千の曲者もいる。これを管理するためには、“情”一辺倒ではダメだ。時には“非情さ”も必要だし、さらに“合理性”もいる。そういう点でのリーダーシップや部下管理の達人は、何といっても徳川家康だろう。
「部下不信」だった徳川家康の江戸幕府は、なぜ260年も続いたのか
豊臣秀吉から学ぶ「部下をやる気にさせる」効率的な方法とは
童門冬二
「応仁の乱」「刀剣女子」など、近年“日本史ブーム”が到来し、あらためて歴史を学ぶ大人が増えている。歴史小説の第一人者でもある童門氏も、「一流の人は、歴史を“情報”として捉え、自分の生き方に役立てている」という。もはや「歴史=重圧感、固い」というイメージは薄れ、現代人にとって歴史は、自身を磨くツールとして変化してきているのかもしれない。そこで今回の連載では、『なぜ一流ほど歴史を学ぶのか』から、現代のビジネスマンでも生かせる、歴史上の人物における「リーダーシップの在り方」を紹介する。
豊臣秀吉から学ぶ「部下をやる気にさせる」効率的な方法とは
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