大江加代
6月13日、年金に関する改正法案が参議院で可決、成立しました。主な改正内容は公的年金に関するものですが、iDeCo(個人型確定拠出年金)の60歳以降の加入継続に関する改正が含まれています。また、昨年末の税制大綱で盛り込まれた拠出限度額の引き上げも、この法改正と合わせて実施される予定です。今回は、これらの制度改正を踏まえると、「今後iDeCoをぜひ活用すべき人はどのような人か」について解説していきます。

昨年1月の制度変更で大きな注目を集めたNISA(少額投資非課税制度)をきっかけに投資を始めたという人もいるかもしれない。将来のことを考えるなら、NISAと併せてぜひ活用しておきたいのが、iDeCo(個人型確定拠出年金)だ。実はこのiDeCo、非常に「もったいない使い方」をしている人が一定数いる。どんな人なのか。なぜ“もったいない”のだろうか。

iDeCoでよくある「10の誤解」…損得に大差!商品・金融機関の選び方も激変
iDeCoについて、私のところに寄せられる様々な人からの質問を見ていると、案外、多くの誤解があるようです。よくある誤解について、10項目に分けて解説していきます。

新NISAでよくある「10の誤解」…知らずに運用は大損のモト
2024年から始まる新しいNISAについて、私のところに寄せられる様々な人からの質問を見ていると、案外、多くの誤解があるようです。そこで、よくある新NISAに関する誤解について、あらためて10項目を挙げて解説していきます。

65歳で定年退職を迎え第2の人生がスタートしたとき、長年連れ添った妻との関係は新たなステージに突入する。老後のお金、生活、健康……現役時代とは異なる観点での話し合いが必要だ。アフター60歳の経済コラムニスト・大江英樹氏と、その妻で確定拠出年金アナリスト・大江加代氏が考える、老後資金管理法のリアルとは。本稿は、大江英樹・大江加代著『お金・仕事・生活…知らないとこわい 定年後夫婦のリアル』(日本実業出版社)の一部を抜粋・編集したものです。
