中原 翔

立命館大学経営学部准教授

なかはら・しょう/1987年、鳥取県生まれ。2016年、神戸大学大学院経営学研究科博士課程後期課程修了。博士(経営学)。同年より大阪産業大学経営学部専任講師を経て、2019年より同学部准教授。
2022年から2023年まで学長補佐を担当。主な著書は『社会問題化する組織不祥事:構築主義と調査可能性の行方』(中央経済グループパブリッシング)、『経営管理論:講義草稿』(千倉書房)など。受賞歴には日本情報経営学会学会賞(論文奨励賞〈涌田宏昭賞〉)などがある。

「コストがかかる」「じゃあこうしよう!」組織が合理的に失敗する危険なメカニズム
中原 翔
生産部門はコスト高のために新しい機械の導入を断念したが、経営者はより良い製品を作るようにと現場に訴えかける。その結果、生産部門は古い機械のまま製品を作り、データを書きかえる製品不正が常態化していく――。このように、組織の一員として目先の正しさを追求することは、とんでもない危うさを孕んでいるのだ。※本稿は、中原 翔『組織不正はいつも正しい ソーシャル・アバランチを防ぐには』(光文社新書)の一部を抜粋・編集したものです。
「コストがかかる」「じゃあこうしよう!」組織が合理的に失敗する危険なメカニズム
メディアに「不正行為」と報じられた企業が「いや、不適切行為だ」と言い張るワケ
中原 翔
長年正しいと信じて行っていた組織活動が、ある日突然槍玉に挙げられる日がくるかもしれない。何故なら、不正行為であるかどうかは企業や組織自身ではなく、マスメディアやSNSのユーザーといった幅広い『第三者』が決めることになるからだ。官民問わず、誰もが監視者である時代、企業は不正にどう対峙していくべきなのか?※本稿は、中原 翔『組織不正はいつも正しい ソーシャル・アバランチを防ぐには』(光文社新書)の一部を抜粋・編集したものです。
メディアに「不正行為」と報じられた企業が「いや、不適切行為だ」と言い張るワケ
組織不正はいつも「正しい」ヤバイ社員が悪事を働くという大いなるカン違い
中原 翔
組織不正は悪意を持った個人によって計画的に行われると思われがちだ。しかし、最近の研究では、当事者の多くは「不正に無関心で、無意識に不正を行っている」という指摘もある。また、よかれと思って皆でとった行動が、知らず知らずのうちに組織不正に繋がるケースもあるという。※本稿は、中原 翔『組織不正はいつも正しい ソーシャル・アバランチを防ぐには』(光文社新書)の一部を抜粋・編集したものです。
組織不正はいつも「正しい」ヤバイ社員が悪事を働くという大いなるカン違い
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