「クソッタレ!」上司が絶叫した新入りの暴走行為【マンガ】ブラックジャックによろしく 佐藤秀峰

若き研修医の視点から日本の医療が抱える問題を描いた、佐藤秀峰の人気マンガ『ブラックジャックによろしく』。斉藤英二郎は、永禄大学附属病院のNICU(新生児集中治療室)で研修中で、双子の赤ちゃんを担当していた。しかし、双子の兄は心不全で亡くなり、ダウン症の双子の弟は合併症の手術をしないと生きられない。一刻を争う事態に斉藤は強硬な手段を取ろうとする。リアルな描写で衝撃を与えた医療マンガの第36話「クソッタレ」を掲載する。

【あらすじ】

 主人公・斉藤英二郎は、永禄大学附属病院(永大病院)で研修している25歳の研修医。

 NICU(新生児集中治療室)の指導医の高砂の元で、低体重で生まれた双子の赤ちゃんの担当になった。しかし、双子の兄は心不全で亡くなってしまった。双子の弟は何とか生きているが、ダウン症のため合併症の手術を早くする必要がある。

 しかし、両親は障害を受け入れられず、手術を拒否していて、病室に見舞いにも来ない状況が続いていた。

 斉藤は双子の弟を救うため、高砂の許可も得ないまま、勝手に手術室に連れて行こうとする。高砂は「やめろ」「第一その子が助かったところで……誰がその子を育てるって言うんだァァ!!」と声を荒げて止めようとする。

 しかし、斉藤は「生死の決定権なんて医者になんかない」と強く反発し、強硬的に手術室へ向かってしまった。

 追い込まれた高砂は、驚きの方法で手術ができる環境を整えようと試みる。

 若く、高い志をもった斉藤が、日本の医療の厳しい現実と向き合いながら成長していく物語。マンガの続きは『ブラックジャックによろしく』でチェック!

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