丸山泰弘

立正大学法学部教授

専門は刑事政策・犯罪学。博士(法学)、日本犯罪社会学会理事、日本司法福祉学会理事。2017年にロンドン大学バークベック校・犯罪政策研究所客員研究員、2018年から2020年にカリフォルニア大学バークレー校・法と社会研究センター客員研究員。

「意識は5秒以上ある」「頭部と胴体が離断も」…70年間も変わらない法医学の“常識”を覆す、絞首刑の残虐すぎる現実
丸山泰弘
日本の死刑制度は、戦後からほとんど見直されることなく続いてきた。その背景には、「絞首刑は残虐ではないから、憲法違反ではない」という前提を支える、ある医学的鑑定の存在がある。70年以上にわたって信じられ続けてきた死刑の“常識”に迫る。※本稿は、丸山泰弘『死刑について私たちが知っておくべきこと』(筑摩書房)の一部を抜粋・編集したものです。
「意識は5秒以上ある」「頭部と胴体が離断も」…70年間も変わらない法医学の“常識”を覆す、絞首刑の残虐すぎる現実
死刑議論で「国民の8割が賛成だから」と言う人が知らない事実…内閣府の世論調査の見過ごせない欠陥とは?
丸山泰弘
「日本人の8割が死刑に賛成している」と、法務省は決まって発表する。しかし、その調査には、設問の立て方に工夫が施されている。問いの内容や方法によって、回答は大きく変わるのだ。聞き方ひとつで「8割賛成」という結果が導き出されるこの仕組みに目を向けると、死刑制度の見え方も、きっと変わってくる。※本稿は、丸山泰弘『死刑について私たちが知っておくべきこと』(筑摩書房)の一部を抜粋・編集したものです。
死刑議論で「国民の8割が賛成だから」と言う人が知らない事実…内閣府の世論調査の見過ごせない欠陥とは?
無期懲役は“事実上の終身刑”…法律でもない「通達」で仮釈放の芽を摘む「マル特無期」という裏ルールの正体
丸山泰弘
死刑制度をめぐる議論のなかで、「無期懲役はすぐに仮釈放になるから刑が軽すぎる」という意見がある。ならば、無期懲役の受刑者が仮釈放される可能性は、どの程度なのか。データをもとにたどっていくと、想像とは異なる現実が浮かび上がってくる。数字の背後には、語られにくい制度運用の実情が潜んでいた。※本稿は、丸山泰弘『死刑について私たちが知っておくべきこと』(筑摩書房)の一部を抜粋・編集したものです。
無期懲役は“事実上の終身刑”…法律でもない「通達」で仮釈放の芽を摘む「マル特無期」という裏ルールの正体
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