
株式、FX、不動産など、投資の対象はいろいろある。それぞれの投資には一長一短があるため、自分の性格に合った投資法を選ばないと、成功する個人投資家にはなれない。最近『一生お金に困らない個人投資家という生き方』を上梓した吉川英一氏に、どんな人がどの投資に向いているのか、投資を始める前に知っておきたいポイントを聞いた。
100万円を銀行に預金していても、現在1年定期で0.3%程度の金利ですから、ほとんどATMの手数料か振り込み手数料数回分ほどの利息しかもらえません。
そこで、個人で少しでも有利に運用しようと思うと、株やFXということになりますが、まったくの素人が手を出せば、思うように勝てるどころか、せっかくの資金をすり減らしてしまいます。
株やFXで勝っている投資家でも、最初から儲かった人などおそらく1人もいないでしょう。誰もが幾度となく大損をして、何度も足を洗おうと思った経験を持っているはずです。はっきりいって、株やFXはそんなに甘いものではありません。
株やFXはかなりギャンブル性が高いため、パチンコ、麻雀、競輪、競馬などにのめり込んだ経験のある人にはとっても向いている金融商品だと思います。
ギャンブラーであれば、損失を出したときの心理や、取り返そうと考えたときにどういう行動に出るか、そしてその結果どうなるかということをよく知っています。そして、負ける理由は、いつも自分の心理状態に原因があることも気づいているはずです。
パチンコや麻雀で常に勝っている人は、自分が熱くなったら負けだということをよく知っています。株やFXも常に投資家同士の戦いですので、先に熱くなったり、パニックになったほうが負けです。ですから、買い方も売り方もいかに相手をパニックにさせて、安い値段で投げさせたり、高い値段に飛びつき買いさせるかが勝負なのです。
最初やり始めた頃は、誰でも見事にこれにはまってしまいます。そして、その構図に気づくと、いままでとは逆に、みんなが投げてきたところで拾って、飛びついてきたところで売ると儲かることがわかるのです。
定価(税込):1,890円 発行年月:2012年4月
<内容紹介>
政治動乱、金融危機、個人情報流出…。インターネットによりかつてなくつながり合った世界では、小さなきっかけが時に一国を揺るがす大問題へと発展する。「便利さ」とひきかえに「脆さ」を露呈しつつあるこの社会を、私たちはどう生き抜けばよいのか。ネット時代を黎明期から知るシリコンバレーの重鎮が警鐘を鳴らす。
