名投資家に学ぶ「株の鉄則!」
2015年5月9日公開(2015年5月9日更新)
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名投資家に学ぶ「株の鉄則!」

ピーター・リンチ、ウォーレン・バフェットなど、世界的な名投資家と言われる人たちの具体的な手法や売買タイミング、考え方を掘り下げる。個人投資家が学べる株式投資の極意を体系化していく!月刊誌ザイの連載より転載。

ザイ・オンライン編集部

日経平均株価2万円、ダウ1万8000ドルの相場を
ピーター・リンチ、ウォーレン・バフェットなら
どう考え、どう動き、どう売買するのか?新訳『ピーター・リンチの株の法則』翻訳者の平野誠一氏に聞く(2)

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運用したファンドの資産を13年間で777倍にした伝説を持つ、稀代の投資家・ピーターリンチ。本人自ら具体的な投資手法や銘柄選択について記した数ある著作の中から、『ピーター・リンチの株の法則』(旧題:ピーター・リンチの株式投資の法則)が20年ぶりの新訳となって発売された。いまだに色褪せないその内容を翻訳担当の平野誠一氏にお話しいただく第二弾。今回は現在のような好調な株式相場での動き方についてお聞きした。

6万部超の処女作『ピーター・リンチの株で勝つ[新版]』に続く第二弾が新訳で登場!

*第1回 「100万円が13年後に2800万円になったピーター・リンチ式のボトムアップ投資手法はいまの個人投資家でも実践できる!」 はこちら

編集部 この4月、15年ぶりに日経平均株価が2万円を超えました。『ピーター・リンチの株の法則』にも「割高な株式市場でどう動くか」を論じた部分があります。FRBのイエレン議長も「現在の米株式市場は割高だ」と発言し話題を呼んでいますが、ピーター・リンチなら現在の相場をどう見ているとお考えですか?

平野氏(以下、平野) 現在の日経平均株価が割高かどうかについては意見が分かれているようですが、もしピーター・リンチ氏がまだ現役で、日本株も運用対象に入れていたら、2万円を超えたからといってすぐに何かを売ったり買ったりすることはしないかもしれません。

 というのは、本書でこんなことを書いているからです。「私にとっては、景気後退の最中の下落相場よりも、多くの銘柄が毎日のように新高値を更新する割高な相場のほうが憂鬱なのだ」(新訳202ページ)。

 新高値の更新はうれしいことであるはずなのに、なぜ憂鬱なのか。それは「景気後退はいずれ終わる。そのときの下落相場では、お買い得な株がそのあたりにごろごろしている。しかし割高な相場では、投資に値する銘柄を見つけるのは至難の業だ」からだそうです。平均株価が「下がったときのほうがうれしい」とも語っています(新訳203ページ)。

 つまり、平均株価の水準と個別株の購入とを切り離して考えているのです。売却については、本書にはあまり記述がないのですが、おそらく同様でしょう。

 私はこの部分を読んで、ゴールデンウィークの前後に私の住む地域で人気を集める潮干狩りのことを考えました。潮が引いて、干潟が姿を現しているときには、美味しいアサリを熊手でざくざく掘り出すことができます。潮が満ちてくるとそうはいかなくなりますが、だからといってアサリが消えてしまうわけではありません。翌日、潮が引いてから再開すれば、またたくさん掘り出せます。

 平均株価が上昇したからといって、投資に値する銘柄が消えてしまうわけではないでしょう。つまり平均株価の水準は、掘り出し物と呼べる銘柄の見つけやすさに影響を及ぼすものの、将来値上がりしそうな有望銘柄を選ぶこととは別の話だと考えられるのではないでしょうか。少なくとも、「日経平均が2万円を超えた。今の相場は割高だ。有望銘柄を探す努力などムダだ」などと考える必要はないと思います。

『ピーター・リンチの株の法則』
「アマチュアでもプロに勝てる」をコンセプトに、投資の理論を中心に構成した1作目に続く第二弾が新訳版として復活。新たに追加された箇所や、読者がもっとも興味のあった「ピーター・リンチがどのようにして、資産を増やしていったのか」という疑問に答える中身になっている。

 ピーター・リンチは銘柄を選ぶときに、「どうしてこの株を買ったのか」というメモを必ず残しており、13年間の現役生活を終えて、これまでのメモをすべて洗い出し、1800万ドルを140億ドルに増やした「勝つための法則」を1冊に凝縮した。

「割安だからと、よく調べもしない会社に投資するな」
「投資する会社を90秒で説明できないようなら買うな」
「業績が上向いている会社の最強のライバル会社を買え」
「小型成長株・循環株と保守的な銘柄を相場の上げ下げでコントロールせよ」
など、今でも使える投資戦略を著者の経験談より学ぶことができる。

もちろん成功談だけにとどまらず、著者の負けっぷりも読みどころ。豪快な負けから生まれた反省点、後悔した点なども赤裸々に語られているので、ただの勝ち自慢ではない読み物としての面白さもあり、株の教科書として大いに役立つこと間違いなしの一冊。

 

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